今井達也のMLB移籍、ジャイアンツが消極的姿勢を示す

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西武ライオンズからのポスティングシステムを利用したMLB移籍を目指している今井達也投手(27)について、移籍先候補の一つであるサンフランシスコ・ジャイアンツが獲得に対して消極的な態度を見せていることが明らかになりました

ポスティングシステムとは?

ポスティングシステムとは、日本のプロ野球チームとメジャーリーグベースボール(MLB)チームが選手の移籍を契約を通じて可能にする制度のことです

この制度を利用することで、選手はMLBチームと契約を結ぶ前に、その選手を獲得したいと考えるMLBチームに対して、一定の金額を支払う必要があります

支払われた金額は日本のチームに渡され、選手は新たな契約を結びます

ジャイアンツの状況

『ESPN』のバスター・オルニー記者は、現地時間の11月29日に自身のX(旧ツイッター)アカウントで、「今井達也という最高級の日本人投手とジャイアンツは度々関連付けられているが、実際にはジャイアンツが探しているのはより手頃な契約を持った投手である」と述べています

これにより、今井選手への関心が薄れていることが示唆されています

選手市場の動向

現在のポスティング市場では、注目選手であるディラン・シースが7年総額2億1000万ドルでトロント・ブルージェイズと契約を結んでおり、他のチームも高額契約の選手を狙っている中、今井選手も1億ドルを超える大型オファーが期待されています

今井選手の成績

今井選手は、2016年のドラフトで1位指名を受けてプロ入りし、2018年にメジャーデビューを果たしました

これまでに通算58勝を挙げ、2023年シーズンでは24試合の先発登板で10勝5敗、防御率1.92と素晴らしい成績をマークし、3年連続での二桁勝利を達成しました

ポスティング申請は日本時間の19日に行われ、交渉期限は2026年1月3日の午前7時とされています

今井達也投手のMLB移籍に関するニュースは、高額契約が障害となっていることが顕在化しており、特にジャイアンツが手頃な契約の選手を優先していることが影響している。選手市場の動きも注目されるが、今井選手のスキルは明白であり、他のチームからの関心が集まることが期待される。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?選手が海外リーグへ移籍する際に使われる制度で、移籍希望選手を獲得したい球団が一定の費用を支払うことで移籍を可能にするもの。
  • 防御率とは?投手が被打者から奪ったアウト数と失点の比率を示す指標で、数値が低いほど投手のパフォーマンスが優れていることを意味します。

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