阪神の西勇輝投手、契約更改で現状維持の3億円にサイン

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阪神タイガースの西勇輝投手(35)が、12月1日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の3億円でサインしました

来季は4年契約の最終年となります

西投手はプロ17年目の今季、わずか1試合での登板に留まり、その成績は0勝1敗、防御率5.79という厳しいものでした

理由は「内側側副靱帯(じんたい)の変性」によるもので、4月12日の中日戦(甲子園)に先発した後、登板を回避せざるを得ませんでした

その後、6月5日にウエスタン・くふうハヤテ戦で実戦復帰を果たしましたが、2軍暮らしが続きました

ファームでは14試合に登板し、3勝4敗、防御率3.29を記録

西投手は、今季の経験について「悔しいっていうのはあんまりないですね

仕方ないかなっていうのもあります」と語り、前向きな姿勢を示しました

また、「たった1年というか、2カ月間リハビリの期間もあって、逆に言えば今まで幸せだった」と述べ、来シーズンに向けて準備を怠らない意向を明かしました

「悲観せずに、キャンプに向かえばいいのではないかな」と語り、逆襲を誓いました

西投手の契約更改は、現状維持ということで波風が少ない結果となりました。しかし、本人の前向きな姿勢が印象的で、リハビリ期間を経て来季に向けた意気込みが感じられました。プロスポーツにおいて怪我は避けられないもので、その中でどのように復活するかが今後の課題となるでしょう。
キーワード解説

  • 内側側副靱帯とは?:人体の膝関節にある靱帯の一つで、膝を安定させる役割を持っています。特に、膝を内側から守る重要な部分です。これが損傷すると、スポーツ選手は特に苦しむことが多いです。

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