国吉選手は、「キャリアハイといってもいい成績でしたし、何より初めてシーズン通して一軍にいることができました
充実してましたね」と語り、自身の成長を実感している
2021年には電撃トレードでロッテに移籍し、その後は2勝2セーブ、17ホールド、防御率1.44と素晴らしい成績を残した
しかし、昨年はわずか3試合の登板にとどまり、正体不明の“違和感”に苦しんだという
投手にとって投球メカニズムの微調整は非常に重要であり、ほんの些細なズレが致命的な結果を招くことがある
徹底的な自主トレ
国吉選手は2022年からの悩みを克服するため、昨オフに抜本的な見直しを行った「ボールを投げる前の動作から始めた」と語り、歩行や体重移動といった基礎を一から見直すことに取り組んだ
これにより、少しずつ投球フォームに戻り、自信を取り戻すことができた
強化されたトレーニングとメンタル面の充実
2023年のオフに向けた自主トレでは、メンタルコーチの指導も受けながら体と心を整えることに注力した「早朝から夕方まで追い込む」徹底したトレーニングを行い、目的にかなった成果を実感している
新たなステージへ
これからのプロ野球界には新陳代謝が重要であり、国吉選手自身もこの点を強く意識している「今年は本当に勝負の年ですからね」と語る彼の言葉には、確固たる決意が感じられる
これまでの経験を活かし、苦しい時期を乗り越えた国吉選手が今季どんな活躍を見せるのか、ファンからの期待が高まっている
国吉佑樹選手の昨シーズンの活躍は、彼の成長を証明しています。しかし、ベテラン選手としての立場と競争の厳しさを理解しており、自己改革に全力を注いでいる様子が印象的です。特に、自主トレーニングに取り組む姿勢は、リーダーとしての資質も感じさせます。今後の活躍に期待が高まります。
キーワード解説
- キャリアハイとは?自身のプロ選手生活において最も優れた成績を達成した年を指します。
- 投球メカニズムとは?投手がボールを投げるために必要な体の動きや技術のことをいいます。
- 新陳代謝とは?新しい選手が台頭し、古い選手が退くことにより、競争環境が変わることを指します。