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ヤクルト・小川泰弘、脱力をテーマに新シーズンに挑む

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プロ野球・東京ヤクルトスワローズの小川泰弘投手(34)が、2025年シーズンに向けた自主トレーニングを神宮外苑で行いました

昨シーズンの不本意な結果を受け、彼は「脱力」をテーマにした新たな投球フォームを取り入れています

昨季の振り返りと新たな挑戦

小川投手は、昨シーズンの開幕投手候補とされながら、上半身のコンディション不良で開幕前に離脱

シーズンは12試合中2勝、防御率4.65と、キャリアにおけるワーストの成績でした

この悔しさを胸に、彼は今年こそは再起を図る決意を固めています

脱力とは? 投球フォームの見直し

脱力とは、筋肉に余計な力を入れずに体を動かすことを意味します

小川投手は、体の内部から動かすことを理想としており、外側の筋肉に頼ると力が入ってしまい、怪我の原因にもなると説明しています

このように、彼はトレーニング方法を見直し、柔軟性を高めることを目指しています

実際のトレーニング成果

自主トレーニングでは、キャッチボールやブルペン投球を行い、早くも「脱力」の効果が出始めています

キャッチボールの相手を務めた山本選手は「(球が)来ないと思ったらいきなり来る」と、その球速に驚きを隠せない様子でした

小川投手自身も、「思ったよりも来るぞという感覚が良い」と手応えを感じています

目指すは開幕投手と規定投球回
小川投手は、この新しいアプローチを取り入れることで、一年間ローテーションを守り抜くとともに、規定投球回に到達することを目標にしています

プロ13年目の彼が、再びマウンドで輝きを見せる日が待ち遠しいです

小川泰弘選手の取り組みは、昨シーズンの経験から学び直す姿勢としてとても重要です。脱力を意識したトレーニングが、今後の投球パフォーマンスにどのように反映されるか期待が高まります。また、選手自身が持つ柔軟性への意識も、長寿命選手としての活躍に繋がるかもしれません。
キーワード解説

  • 脱力とは?: 脱力は余計な力を抜いて体を動かすことです。これにより筋肉にかかる負担が軽減され、パフォーマンスが向上する可能性があります。
  • 防御率とは?: 防御率は投手の成績を示す指標の一つで、投球したイニングに対する失点数を表します。数値が低いほど良い成績とされます。
  • 規定投球回とは?: 規定投球回は、投手としてシーズン中に必要とされる最低限の投球回数です。これを達成すると、各種成績のタイトルや表彰の対象になります。

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