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和田毅氏と城島健司氏、プロ野球の名コンビが振り返る思い出のエピソード

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元ソフトバンクの和田毅氏(43歳)と、ソフトバンクのCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)である城島健司氏(48歳)が、2025年1月21日放送のテレビ西日本の特別番組「和田毅×城島健司 18・44 未来へのバッテリー」に出演し、野球人生を共にした過去のやり取りを語りました

二人は、ダイエーとソフトバンクに在籍しただけでなく、2004年のアテネオリンピックでもバッテリーを組んだ名コンビとして知られています

開幕前のエピソード

和田氏は新人時代、開幕直前に城島氏から「サインに首を振りたかったら振れよ」という言葉を受け取ったことを振り返りました

ここでの「サイン」とは、投手と捕手が投げる球種や配球を決めるために行う合図のことです

城島氏は、サインに迷った際には「もう一度サインを出すから、その時は信じて投げてきてほしい」とも伝え、信頼関係を築くことの重要性を強調していました

投げやすさの向上

和田氏はこの言葉によって投げやすさが増したと語り、デビュー戦では実際に城島氏のサインに首を振ったこともあり、これには城島氏も「1戦目からいきなり首を振るなよ」と笑いながら振り返りました

二人の間には、投球スタイルを理解し合う過程がありました

信頼関係の深化

城島氏は「最初は探り探りだったが、2年目、3年目には和田氏が投げたい球や、私のサインがどういう意味を持つのか理解するようになった」と回想しました

彼はキャッチャーとして毎試合を経験する中で、迷うことや失敗もあったことを認め、野球が一人の選手の責任だけではないことを示しました

和田氏と城島氏の対談は、互いの信頼を取り戻す過程や成長を感じさせるものでした。特に、サインに対する信頼や理解が深まったことは、プロ野球におけるバッテリーの重要な要素を示す良い例と言えるでしょう。
キーワード解説

  • サインとは?:サインは、バッテリー(投手と捕手)が相手とのコミュニケーションを通じて投球内容を決定するための合図です。
  • キャッチャーとは?:キャッチャーは、投手が投げるボールを受け、攻撃の際にはチームの守りを指示する役割を持つ選手です。

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