東京都稲城市内に建設される同施設は、野球のための新ファーム球場「ジャイアンツタウンスタジアム」と連携し、国内初の球場一体型水族館として注目を集めている
工事は2025年1月24日から始まり、2027年に完成予定だ
施設概要
この水族館のテーマは「生きものの世界を人が訪れ、同じ時間を共に過ごす」であり、関東地方最大級の水槽を中心にした設計が魅力だ特徴として、透明な「水中回廊」があり、この施設を通じて訪問者は海中を歩いているような体験ができる
設備の詳細
水族館は地上3階、地下1階の構造を持ち、施設の面積は98,740平方メートルに及ぶ館内は「クラゲエリア」「アシカ・ペンギンエリア」など特定の生態系に基づく分け方がされている
特に注目されるのは、高さ7メートル、幅13メートルの大型水槽で、容量は1,300トン
この水槽はアクリル製となっており、透明度が高いため、訪問者は水中の生物と非常に近くで接することができる
訪問者体験の設計
来館者は、館内の浜辺から水中回廊に進むことができ、30メートルの距離を持つ海水面を潜りながら、まるで海の中にいるかのような感覚を味わえる設計となっている今回の水族館計画は、野球ファンにとっても新たな楽しみを提供する一方で、一般の訪問者に対しても没入感のある体験を提供するための工夫がされている。球場と水族館が一体化することで、訪れる人々がさらなる興味を掻き立てられるだろう。
キーワード解説
- 水族館とは？水族館は、さまざまな水中生物を展示し、訪れた人々にその生態や環境を学ぶ場であり、教育的な役割も果たします。
- 野球場とは？野球場は、野球の試合が行われる施設で、ファンが選手たちを観戦するためのスタジアムのことを指します。
- アクリルガラスとは？アクリルガラスは、軽量で透明度が高く、強度があり、通常のガラスよりも衝撃に強い材料で、展示館の水槽などに使われます。
