プロ14年目となる今季、菊池選手は球団の方針により、世代交代が進む中で経験豊富な守備力は維持しつつも、かつての不動の二塁手としての地位は揺らいでいる
実際には96試合でのスタメン出場に留まり、113試合に出場したが、打率は2割5分1厘で、30打点にとどまった
これにより、打席数は389と、プロ入り以来2年目に定位置を奪取した2013年以降で最も少なくなった
本人は「成績を見れば、パッとしない成績ですし、もっともっとできると思いますし、やってやるぞと思っています」とコメントし、来季の巻き返しを誓った
彼が在籍していた黄金期のチームは、2018年までにリーグ3連覇を達成しており、現在もその思いを抱いている
特筆すべきは、今季限りでチームを去った同年代の選手が松山竜平外野手(40)と田中広輔内野手(36)の2人だけとなり、これにより現在、チームに残っているベテラン選手は菊池と会沢翼捕手(37)のみである
菊池は「体は元気なので、出れる試合があるのであれば出たい
そんな準備を毎日しています」と語り、今後の試合出場に向けた意気込みを見せた
来季はプロ15年目を迎える菊池選手が、その卓越した守備力をプレーで再び証明できるか、注目が集まる
菊池涼介選手が契約更改を行い、8000万円の減額となった背景には、球団の世代交代方針や出場機会の減少が影響していると考えられます。しかし、彼の強い意志と体力に期待したいところです。
キーワード解説
- 守備力とは?野球において、守備力は選手がボールを捕球し、投げ、打者や走者に対してアウトを取る能力を指します。
- 出場機会とは?選手が試合に出ることができる回数や時間を指し、これが少ないと成績にも影響を及ぼします。
- 打率とは?バッターが試合で成功したヒット数を打席数で割った数値で、選手の打撃力を示す重要な指標です。
- 契約更改とは?プロスポーツにおいて、選手とチームが今後の契約内容を話し合い、新たな金額や条件を決定するプロセスを指します。

