ソフトバンク周東、来季の目標に全試合出場と打撃タイトル獲得を掲げる

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福岡ソフトバンクホークスの内野手、周東佑京選手(29)が1日、自己初の「全試合出場」と「打撃タイトル獲得」を目指すことを発表した

これまでのキャリアで、大きな成績を残してきた周東選手だが、打撃タイトルには手が届いていなかった

周東選手は「もう毎年じゃないですか

僕だけじゃなくみんなが思っていること」と語る

チームはリーグ2連覇や日本一を成し遂げているが、個人としての成長も求めているという

周東選手の過去の実績

周東選手はプロ8年のキャリアの中で、ベストナイン2回、盗塁王4回、ゴールデングラブ2回を受賞し、特に守備範囲とスピードは球界内でもトップクラスである

しかし、打撃に関してはこれまで打撃タイトルには縁がなかった

最大の狙いは最多安打

「打順が1番なので、打席が一番回ってくる」と言い、その理由から最多安打を狙うと決意を述べた

今シーズン、周東選手は96試合に出場し、110安打を記録

パリーグ最多安打は、楽天の村林選手の144本であることを考慮すると、状態が万全であれば、最多安打に十分届く可能性があった

継続的な出場が必須

「だから試合に出るしかない」と周東選手は強調する

出場しなければ打席数も減少し、その結果、ヒットを打つ機会も減る

「143試合出場」を見据え、育成出身者として初の最多安打獲得を目指す姿勢が強調されている

ポジション争いに関して
周東選手は、センターを控え選手に譲る気はないとのことで、監督が明言した「柳町選手がセンターを練習する」という話にも、「(柳町選手)達にセンターなんてやらせられない」と自信を見せた

そのため、来季の春季キャンプは1軍スタートを目指し、開幕中堅としても有力視されている

周東選手は「去年も1年間、試合に出ていない

1年間出て、レギュラーなので」と、今シーズンへ向けた強い決意を新たにしている

周東選手の来季の目標は、非常に挑戦的である。全試合出場と打撃タイトル獲得は、どちらも容易ではないが、選手の意欲が伝わってくる。特に最多安打を狙う姿勢は、チームにとっても大きなプラスになるだろう。周東選手がこの挑戦を成功させることで、さらなる成長が期待される。
キーワード解説

  • 全試合出場とは?全試合出場は、選手がシーズン中に行われるすべての試合に出場することです。これにより、選手はチームに対する影響を最大化し、成績を残すチャンスを増やします。
  • 打撃タイトルとは?打撃タイトルは、野球において打撃成績が最も優れた選手に与えられる称号です。一般的には最多安打や打率王などがこれに該当します。
  • 盗塁王とは?盗塁王は、シーズン中に最も多くの盗塁を決めた選手に与えられるタイトルで、走塁の技術や判断力が求められます。

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