山崎福也投手、入院中の子どもたちを励ます訪問活動を実施

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プロ野球・日本ハムファイターズの山崎福也投手(33)が、12月1日に札幌市の北大病院を訪れ、小児がんなどの治療を受ける子どもたちにサポートと励ましのメッセージを届けました

この活動は、入院生活を送る子どもたちにとって、心の支えとなる貴重な機会となりました

訪問の概要

北大病院によると、今回の訪問には、0歳から高校1年生までの18名の子どもたちが参加し、さらにその保護者や医療関係者を含め約60名が集まりました

山崎投手は、病院内でトークショーを行い、自身の体験を元に子どもたちを励ます内容にしました

自身の病歴との関連

山崎投手は中学3年生の2008年に北大病院で脳腫瘍の手術を受けた過去があります

トークショーでは、手術後の複雑な心境について振り返り、当時の医師から「生存率は1割に届かないかも」と告げられたことを明かしました

しかし、約6時間の手術を経て、無事に退院できたこと、そして「野球ができる」と医師から伝えられた喜びを思い出しながら話しました

子どもたちへのメッセージ

会場には医療用チューブにつながった子どもたちも多く、山崎投手は自らの入院時の様子を振り返りながら、「病気に立ち向かう強い気持ちを持ってほしい」と激励の言葉を送りました

また、「何事も前向きに」という自身の経験から得た思いを伝え、子どもたちを元気づけました

交流戦についての期待
質問コーナーでは、訪問の最後に山崎投手が本塁打を打ちたいという意気込みを語りました

2027年からセ・リーグに指名打者制が導入されることから、「来季が(打席に立つ)最後の機会になるので、何とか本塁打を打てるように頑張りたい」と力強い言葉を発しました

山崎福也投手の活動は、入院中の子どもたちにとって非常に有意義なものでした。自身も同じような経験をしたからこそ、子どもたちへのメッセージに重みがあり、彼らを勇気づける力となったのではないでしょうか。このような活動が続くことは、地域社会への良い影響を与えるでしょう。
キーワード解説

  • 脳腫瘍とは?脳にできる腫瘍で、良性または悪性のものがあります。
  • 指名打者制とは?野球で投手の代わりに打席に立つ選手を指定する制度のことで、特にアメリカのプロ野球で多く使われます。

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