阪神・西勇輝投手、現状維持の契約更改を果たし復活を誓う

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阪神タイガースの西勇輝投手(35)が1日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸3億円で再契約を結びました

西投手は今季、右膝内側側副靱帯の変性により出場できたのはわずか1試合にとどまりました

この靱帯は膝関節の安定性を保つ重要なもので、正確には『内側側副靱帯』と呼ばれ、内側のサポートを行う役割を担っています

契約更改後、西投手は「負けないように」という固い決意を表明し、来季には完全復活を目指す意向を示しました

彼は今季の怪我を「靱帯がない」と状態を説明しつつも、ネガティブに捉えず、多くの新たな気づきを得たと語りました

今季は開幕ローテーションから外れ、記念すべきシーズンには初登板が4月12日で、結果は5回を投げ切れず3失点で黒星となり、その後1軍のマウンドに戻ることはありませんでした

靱帯に問題を抱えることで試合に出られない状況が続き、15年ぶりに未勝利でシーズンを終えたことについては「悔しい」とその思いを表現しました

今年の契約はプロ18年目を迎える西投手にとって、心の炎を燃やすための重要なステップ

彼は今後、新たな取り組みを加えつつ、レギュラーとしての地位を確保したいと考えています

加えて、今季の経験を踏まえ、若手選手へのアドバイスの仕方も変わったと述べ、「メンタルが技術に自信を持たせ、結果につながることを学んだ」と振り返りました

来季からはオリックス時代の同僚である伏見選手とも再びチームメートとなり、彼との厚い友情も期待されます

来季の西投手に、期待が寄せられます

西勇輝投手は、怪我を乗り越え、次のシーズンに向けての決意を新たにしています。彼のポジティブな姿勢は、他の選手にも良い影響を与えそうです。若手へのアドバイスにも力を入れ、新たな取り組みでのチームへの貢献が期待されます。
キーワード解説

  • 靭帯とは?人体の関節に存在し、骨同士をつなげて安定性を与える組織のことを指します。
  • 契約更改とは?選手がシーズンの終わりに翌シーズンの給与や待遇について球団と合意することを言います。

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