広島・野間峻祥選手が契約更改、減額の7000万円でサイン

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広島東洋カープの外野手、野間峻祥選手(32)は、2025年12月2日、広島市南区にある球団事務所で契約更改を行い、昨季より1000万円減の7000万円で合意しました

この契約変更は、今季の成績が影響した結果と見られています

今季の成績とその背景

今シーズンの野間選手は、主に代打として79試合に出場し、38安打を記録しました

これは昨季の安打数の約3分の1に減少しており、代打としての厳しさを改めて感じさせる結果となりました

特に昨年の切り札として成績を残した松山竜平選手(40)の戦力外が影響しており、野間選手は「松山さんのすごさを感じた1年でした」とそのプロ意識に敬意を表しています

代打の難しさ

代打とは、主に試合の重要な場面で出場する選手が打席に立つ役割のことです

これによりプレッシャーが増す中、野間選手は「大事な場面での1打席勝負が続く毎日は、精神的な落差が大きい」と語っています

前日に調子良く打っていても、次の日に結果が出なければ、全てが無駄に感じると心の葛藤が見えました

新井監督からのアドバイス

また、現役晩年に代打業を経験した新井貴浩監督(48)からも貴重な助言を受け、試行錯誤の一年だったと振り返っています

代打は一般的に打率が低くなることが知られていますが、野間選手は24%の打率を記録しました

これもまた努力の賜物と言えるでしょう

今後の展望
中部学院大学からドラフト1位で広島入りした野間選手は、来季で12年目を迎えます

彼は、「野球選手ですから頭から出たい」と、レギュラー復帰に向けた強い意気込みを示しました

「自分で結果を出して勝ち取っていくしかない」との言葉には、今後の活躍への期待感が詰まっています

野間選手の契約更改は、チーム全体にとって厳しい状況を映し出しています。彼自身も代打という役割の難しさを実感しつつ、新たな挑戦に向けて気持ちを新たにしている様子がうかがえます。これからのシーズン、この意気込みがどれほど結果に結びつくかが楽しみです。
キーワード解説

  • 契約更改とは? - プロスポーツ選手がチームと新たに契約を結ぶことを指し、その際に年俸や契約条件が見直されます。
  • 代打とは? - 試合中に特定の場面で選手が交代されて出場し、打席に立つ役割のことです。プレッシャーが大きく、成績を残すことが困難な場合があります。
  • 打率とは? - 野球において、選手の打撃成績を示す指標で、ヒット数を打数で割った数字です。高い打率は優れた打撃能力を示します。

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