中日・斎藤綱記投手、復帰に向けた調整を開始
中日の中継ぎ左腕である斎藤綱記投手(28)は、来季に向けた準備を本格的に始めている6日、名古屋市内のナゴヤ球場で行われた自主トレーニングに参加し、休んでいた左肩を徐々に動かし始めた
斎藤投手は「よくなってますよ
まだ4割くらいですけどね」と語り、回復の兆しを見せている
彼は、今季の成績として42試合に登板し、4勝0敗、防御率1.64を記録した
この数字は、チームの守護神としての役割を果たす上で非常に優れた結果である
しかし、この素晴らしい成績にもかかわらず、シーズン終了後には左肩の痛みが悪化
そこで、PRP療法(Platelet Rich Plasma:血小板豊富血漿療法)を受けた
PRP療法とは、自身の血液から血小板を豊富に含む血漿を取り出し、患部に注入することで自然治癒力を促進する治療法である
斎藤投手は、この療法によって4週間のノースロー期間を経て、現在キャッチボールを再開した
「11月26日からキャッチボールを始め、今後はフォームを整えながら、12月中に体調を7、8割程度まで持っていけたらと思っています
1月に向けて万全の状態に仕上げ、2月1日のキャンプインに備えます」と斎藤投手は復帰に向けて意気込みを見せている
さらに、来季は打者の右左に関係なく、1イニングを任される投手を目指す意向も述べており、将来的な活躍が期待される
斎藤綱記投手の自主トレや復帰に向けた取り組みは非常に重要です。彼の活躍は中日への期待感を高めますし、チーム全体の士気を上げる要因にもなるでしょう。彼が完全に回復し、さらなる成績向上を目指す姿勢は、多くのファンにとっても励みとなるはずです。
キーワード解説
- 中継ぎとは?中継ぎは、試合中の投手交代で先発投手から引き継いで試合を継続させる役割を持つ投手のことです。
- PRP療法とは?PRP療法は、体内の血液から血小板を抽出し、傷や痛みのある部位に注入して治癒を促進する治療法のことを指します。
- 防御率とは?防御率は、投手がどれだけ失点を抑えられたかを示す指標で、数値が低いほど投手の成績が良いことを意味します。

