中日ドラゴンズでは55人の選手が保留選手名簿に登載されており、一方でマイケル・チェイビス内野手とジュニオル・マルテ投手は名簿から外れ、自由契約選手として新たな道を歩むこととなりました
チェイビス選手のパフォーマンス
チェイビス選手は、強打の右打ち内野手としてシーズン途中の7月に中日に加入初出場となった31日の巨人戦では、来日1号となる2ランホームランを放ち、鮮烈なデビューを果たしました
しかし、その後の38試合で打率1割7分1厘、5本塁打、8打点という結果に終わり、守備でもほころびが見られるなど、期待に応えきれなかったといえます
マルテ選手の役割と成績
一方、マルテ選手は150キロ後半の直球を武器にブルペン陣の一員として開幕一軍入りしました35試合に登板し、防御率1.95、14ホールドを記録しましたが、シーズン通して4敗を喫するなど、不安定な投球が課題となりました
その他の外国人選手について
中日の他の外国人選手の中では、ウンベルト・メヒア投手、カイル・マラー投手、オルランド・カリステ内野手、クリスチャン・ロドリゲス内野手、ジェイソン・ボスラー外野手が保留選手名簿に入っており、来季も契約を期待される選手たちとなっています今回の発表を通じて、中日ドラゴンズは来季に向けたチーム編成が進んでいることが伺えます。特に、チェイビス選手とマルテ選手の自由契約は、チームの強化を図る一環として重要な判断であったと思われます。今後の選手の動きに注目が集まります。
キーワード解説
- 保留選手とは?契約権を持つ選手のことを指し、チームがその選手と契約を続けることができます。
- 自由契約選手とは?チームとの契約が解除され、他のチームと契約ができる選手のことです。
- 防御率とは?投手が自責点である防御点を基にした、投手の成績を示す数字で、数値が低いほど優れた成績を意味します。
- ホールドとは?リリーフ投手が試合を引き継ぎ、チームが負けない状態で登板を終えることを指し、チームに貢献した証となります。

