プロ野球の移籍状況に新たな動き、自由契約選手の名簿発表

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2025年12月2日、日本野球機構(NPB)は来季も契約を結ぶ権利を持つ保留選手名簿と、自由契約選手の名簿を発表した

保留選手名簿には、ポスティングシステムを利用しメジャーリーグへの移籍を狙うヤクルトの村上宗隆内野手(25)や西武の今井達也投手(27)が記載されている

ポスティングシステムとは、選手がメジャーリーグの球団と交渉する前に所属する球団がその選手の権利を他球団に提供する仕組みで、移籍が成立するまで保留権が保持される

一方、自由契約になった選手には、今季14勝を上げて2年連続で最多勝のタイトルを獲得したソフトバンクの有原航平投手(33)が含まれている

有原投手は、2023年からの3年契約が満了したことに伴い自由契約となった

このように自由契約とは、選手が所属していた球団との契約が満了した後、他の球団と契約する自由が与えられる状態を指す

また、巨人のオコエ瑠偉外野手(28)も同様に自由契約となり、他球団でプレーする機会を持つことが決まった

さらに、外国人選手の中では、DeNAのトレバー・バウアー投手(34)や阪神のジョン・デュプランティエ投手(31)も自由契約選手リストに挙がっており、計150人の選手が自由契約の対象となっている

これによって、来季の戦力構成に大きな影響を及ぼす可能性があり、各球団の動向が注目される

今回の自由契約選手リストの発表は、来季のプロ野球における移籍市場の動向がどのように変化するかを占う上で重要なニュースです。特に有原投手やオコエ選手のような実績のある選手が自由契約となることは、他球団にとって大きなチャンスを与えるものといえるでしょう。各球団は、新戦力の補強を目指して活発な動きを見せることが予想されます。
キーワード解説

  • 保留選手名簿とは?選手が所属球団と契約を結ぶ権利を持つリストのことです。
  • ポスティングシステムとは?日本の選手がメジャーリーグに移籍する際に用いられる制度で、所属球団が選手の権利を他球団に提供する仕組みのことです。
  • 自由契約とは?選手が球団との契約が終了し、他の球団と自由に契約できる状態を指します。

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