DeNA社長、桑原移籍について人的補償の可能性を示唆
横浜市内の球団事務所で2日、横浜DeNAベイスターズの木村洋太社長が取材に応じた今月、フリーエージェント(FA)により西武に移籍することが決まった桑原将志外野手に関して、人的補償を求める可能性について言及した
桑原選手の今季の年俸は推定で1億2000万円で、これは一般的に「Bランク」と呼ばれるクラスに相当する
このため、移籍先の西武からの人的補償を要求することも可能となる
木村社長は「もちろんリストが届いてから考えたい
両方の可能性を考えながら、今の時点で金銭ですと決めている訳ではない」と慎重な姿勢を見せた
補強ポイントに関しても質問を受けた木村社長は、他の選手の補強や控えている現役ドラフト、外国人選手の獲得についても言及した
「今のチームのバランスを見ると、伊藤光選手と桑原選手が抜けたことで、当初想定していたよりも薄くなってきている
特にキャッチャーと外野には課題が残っている」と答え、必要な補強を行う方針を示した
今回のニュースは、DeNAの桑原選手の移籍が影響を与える選手補強に関する話題です。社長がリストを確認した後に人的補償について考慮するとのことから、どのような選手が来るか期待が高まります。チームが今後どのように再編されるのか、注目しています。
キーワード解説
- フリーエージェント(FA)とは?プロ野球選手が契約期間終了後に自由に移籍先を選べる制度です。
- 人的補償とは?移籍した選手の代わりに、移籍先が他球団から選手を獲得する仕組みのことを指します。
- 年俸とは?選手が1年間に受け取る報酬のことです。チームによって年俸が異なります。
- 現役ドラフトとは?プロ野球の選手を対象に行われる選手の選択方式で、各チームが選手を選ぶ権利を持ちます。

