ソフトバンク、自由契約となったアンソニー・ケイ投手の獲得に本腰を入れる

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福岡ソフトバンクホークスが、横浜DeNAベイスターズの保留選手名簿から外れ自由契約となったアンソニー・ケイ投手(30)の獲得に向けて動き出したことが、12月2日に明らかになった

ケイはアメリカ出身で、日本プロ野球(NPB)においてもその実力を証明している投手である

アンソニー・ケイ投手の経歴

ケイはメジャーリーグでトロント・ブルージェイズやニューヨーク・メッツなどを経て、2024年に横浜DeNAに入団した

彼は主に150キロを超える速球を操る左腕投手で、スライダーやチェンジアップなどの変化球も併用している

NPB通算成績は15勝15敗、防御率2.53と高い数字を残している

昨季のパフォーマンス

来日1年目の昨シーズン、ケイは6勝、防御率3.42という結果に終わったものの、日本シリーズではソフトバンクとの対戦で圧巻のパフォーマンスを披露

第4戦では7回を投げて4安打無失点の成績を残し、勝利投手となった

今季の成績と影響

今季のケイは制球力を向上させ、リーグで2位の防御率1.74を記録、155回を投げて9勝をマークするなど存在感を示した

ソフトバンクが目指す来季のリーグ3連覇に向けて、先発ローテーションの一端を担う有力選手となる可能性が高い

移籍の動向
ソフトバンクでは、34歳の有原航平投手が自由契約となり、移籍の可能性も浮上している

ケイの獲得は、球団にとって重要な補強ポイントとなると考えられる

さらに、台湾プロ野球から徐若熙(シュー・ルオシー)投手と、阪神からジョン・デュプランティエ投手の獲得もほぼ確定しており、今後のチーム編成に注目が集まっている

ソフトバンクホークスが、自由契約となったアンソニー・ケイ投手の獲得に向けて動き出すとのニュースは、チーム強化のための重要なステップとして注目されます。圧倒的なパフォーマンスを見せたケイはチームにとって大きな戦力増となるでしょう。
キーワード解説

  • 自由契約とは? 契約が満了した選手がチームとの縁を切られ、他球団からの獲得希望を受け入れられる状態のことを意味します。
  • 防御率とは? 投手が通常、1試合当たりに許す得点の平均を示す指標で、低いほど成績が良いとされます。
  • チェンジアップとは? 投球するときに速球とほぼ同じフォームから投げられる変化球で、打者にとってはタイミングをずらされる効果があります。

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