この会には、約400人の球界や財界関係者が集まり、掛布氏の偉業を称えました
掛布雅之氏の野球人生
掛布雅之氏は、1985年に阪神タイガースの4番打者として球団初の日本一に導き、加えて3度の本塁打王に輝いた「ミスタータイガース」として知られています70歳を迎えた今でも野球への情熱を忘れず、感慨深げに「最高の野球人生だった」と述べました
少年時代と憧れ
彼は幼少期から野球を始め、名選手である長嶋茂雄氏に憧れを抱いていましたその影響で、掛布氏は自主的にプレーし続けたと言います
今でもサイン色紙には「憧球(どうきゅう)」と書かれ、野球に対する彼の深い思いが感じられます
現役時代の感覚
掛布氏は自身のプレーを振り返り、「あんなにすごいことができない」と過去の映像を見て感じることがあると語ります現役時代、彼自身が成し遂げたことが現実とは思えなかったそうです
「白のユニホームを着ている自分と、野球をしている自分がイコールにならない」と、どこか夢の中にいるような感覚だったことを明かしました
引退後の活動
33歳で現役を引退した後、掛布氏は阪神の2軍監督を務めましたが、他球団のユニフォームを着ることはありませんでした未だに多くのオールドファンが背番号31のユニフォームを着て甲子園へ足を運んでいます
「悔いは全くありません
自分の野球にウソはなかった」と、掛布氏の野球に対する思いは一貫しています
主な出席者
| 名前 | 肩書き |
|---|---|
| 安藤統男 | 元監督(スポーツ報知評論家) |
| 有働由美子 | フリーアナウンサー・司会者 |
| 岡田彰布 | オーナー付顧問 |
| 小川淳司 | ヤクルトGM |
| 金本知憲 | 元監督 |
| 川藤幸三 | 前OB会長 |
| 秦雅夫 | オーナー |
| 中江有里 | 俳優 |
| 長谷川剛 | 報知新聞社社長 |
| 福本豊 | 元阪急(スポーツ報知評論家) |
| 藤川球児 | 監督 |
| 山本彩 | シンガー・ソングライター |
キーワード解説
- 野球殿堂入りとは?日本の野球において、特に優れた業績を残した選手が称えられる場所です。
- 本塁打王とは?シーズン中に最も多くの本塁打を打った選手に贈られる称号です。
- 阪神タイガースとは?日本のプロ野球チームで、特に強いファン基盤を持つチームです。

