巨人ドラフト5位の宮原投手、自己最速158キロへの挑戦を宣言

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
巨人のドラフト5位指名を受けた宮原駿介投手(22歳、東海大学静岡キャンパス)が、自己の持つ最速記録を塗り替える意向を示した

自他ともに認める「左の剛腕」としての期待を背負い、さらなる球速向上を目指す姿勢を明らかにした

自己の最速記録と成長過程

現在、宮原選手の自己最速は153キロであるが、158キロという現実的な目標を掲げ、「スピードだけではないので難しいところ」と語る

この発言からは、彼が単なる速度追求だけでなく、投球技術全般を考慮に入れていることが伺える

栄養管理とトレーニング

大学入学時には最速142キロだった宮原投手は、投球フォームの改良や食事における意識改善を行ってきた

特に、昼食には自作のオムライスやチャーハン、夕食には祖母の手料理を楽しみながら、高タンパク質で知られる鶏の胸肉を取り入れて体を強化している

4年間で体重は70キロから85キロに増加し、球速も毎年平均3〜4キロのペースで向上している

チーム内での競争

昨季の巨人の左腕選手、バルドナードが158キロを記録したことから、宮原選手の球速がチーム内でどのように位置づけられるかにも注目が集まる

近年日本人の中で155キロを超える左腕は希少であるため、彼が成長することはチームにとっても大きなプラスとなる

今後のトレーニング計画
この日、宮原選手はジャイアンツタウンスタジアムにて新人合同自主トレに参加し、初めて捕手に投球練習を行った

30球を投じたが、そのうち直球とチェンジアップを交えたと語り、「強度は7割くらい」とし、キャンプの前半には最大の力を引き出す目標を設定している

春季キャンプは2軍スタートとなるが、今後彼の存在感と球速がさらに向上することが期待される

宮原投手の自己最速158キロへの挑戦は、今シーズンの巨人にとって重要な要素となる。投球技術の向上だけでなく、栄養管理やメンタル面にも気を配ることで、選手としての成長が期待される。彼の努力がチームと自身の未来を明るく照らすことを願っている。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:野球のブルペンは、投手が試合前や試合中に投球の調整やウォームアップを行う専用エリアを指します。
  • 変化球とは?:直球以外の投球で、速さや回転数を変えることで、打者を欺くための技術を指します。
  • スピードガンとは?:投球速度を測定するための器具で、選手の投球の速さを把握するのに役立ちます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。