中日・松葉貴大投手、契約更改で年俸1億円にサイン

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中日の松葉貴大投手が3日、名古屋市内の選手寮「昇竜館」で契約更改交渉を行い、年俸が5000万増となる1億円でサインしたことが報じられました

35歳にして初めての大台に到達した松葉投手は、「時間はかかったけど、一歩ずつ前に進んだ結果

みなさんの期待を、いい意味で裏切ることができた、いいシーズンだった」と満足の表情を浮かべました

契約内容と成績

松葉投手は球団と複数年契約を結んだことも公表しました

プロ13年目となる今シーズンは、先発ローテーションの一角として活躍し、ついに規定投球回に到達しました

出場23試合で7勝11敗、防御率2.72という成績を残しています

海外FA権行使と残留の決断

シーズンオフには4月に取得した海外FA権を行使する意向を示していましたが、最終的には中日に残留する決断を下しました

「ドラゴンズで優勝したいという思いが強くなった」と語り、球団創設90周年を迎える来季への意気込みを示しました

次のシーズンに向けて

今シーズン、規定投球回に到達した松葉選手は、先発ローテーションの大変さを痛感したと明かしました

このオフには技術だけでなく、体力面の強化にも取り組み、次のシーズンも規定投球回を目指す考えを示しています

競争の激化
先発ローテーションの争いには、高橋宏、大野、柳らの他、来季からドラフト1位の青学大・中西選手など、新たな即戦力投手も加わります

「ドラフトでも若くていい選手が入ってくる

競争に勝っていけるように頑張りたい」と意気込みを明かした松葉選手は、14年目を迎えながらも、静かに闘志を燃やしています

松葉投手の今回の契約更改は、彼自身のキャリアの中で大きな節目となる出来事です。35歳で初めて年俸1億円に達するとは、彼の努力が実を結んだ証と言えます。また、チームに対する強い思いが伝わってきて、来シーズンへの期待も高まります。
キーワード解説

  • 契約更改とは?契約更改は、選手と球団が今後の契約内容について話し合い、合意に至るプロセスを指します。
  • 規定投球回とは?規定投球回は、投手が一定の投球回数を投げることを求められる基準で、プロ野球においては143イニングです。
  • ファーストチョイス権とは?選手が他球団と交渉する際の権利で、一定の条件を満たした場合にその権利を行使できる制度です。

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