オリックス・宜保翔、契約更改で来季に向けた意気込みを語る

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オリックス・バファローズの内野手、宜保翔(25)が12月3日、大阪市此花区にある球団施設で契約更改を行い、年俸500万円でサインした

前年は右肩に痛みを抱えながらプレーしたが、年俸が半減したことを受けて、今後の見通しについて語った

右肩の痛みに苦しみながらの戦い

宜保は、昨シーズンに右肩の痛みと戦い続けたことを明かし、「完全に治らないと戦力として厳しいと自分で思っていた」と語った

右肩の問題は選手にとって非常に重要で、特に内野手にとってはボールを投げる際や打撃時に大きな影響を与える

昨年、彼は戦力外通告を受け、その後育成選手として再契約をすることとなった

今季の出場成績と復活への道

7年目の今季、宜保は2軍で40試合に出場し、打率は.287、13打点という成績を残した

シーズン後半には右肩の治療に専念した結果、現在は「何の違和感もないし、(不安は)全くない」と良好な状態に戻っている

「来年は春のキャンプから頑張りたい」と支配下選手として復帰を目指している

他の選手の契約更改状況

この日、育成選手の契約更改も行われ、河野聡太内野手(25)は10万円アップの年俸260万円で更改し、「来年はストレートダッシュに全振りして頑張りたい」と意気込みを語った

また、香月一也内野手(29)は20万円ダウンの年俸480万円で契約し、「支配下になることが目標でそれができなかったので本当に悔しい」と振り返った

育成選手たちの努力と目標

育成2年目の芦田丈飛投手(25)は10万円アップの年俸250万円で更改し、毎朝6キロのジョギングを行うなど体力向上に努めている

「支配下になって1軍で1勝を目標に頑張りたい」と語る彼の熱意が伺える

オリックス・宜保翔選手の契約更改に見る、選手の努力と競争が感じられる。彼の右肩の怪我からの復活は、選手にとっての精神的な強さの象徴であり、他の育成選手たちの意気込みも注目される。これからのシーズンに期待がかかる。
キーワード解説

  • 契約更改とは? - 契約更改は、選手と球団が年俸や契約内容について話し合い、サインすることを指します。選手の成績や怪我の状況によって、年俸が増減することがあります。
  • 育成選手とは? - 育成選手は、レギュラー選手になるための経験を積むために特別に契約された選手のことです。通常の選手よりも条件が異なり、支配下選手として活躍することを目指します。
  • 右肩の痛みとは? - 右肩の痛みは、野球選手が多く抱える怪我の一つで、特に投球や打撃に影響を及ぼします。肩の関節や筋肉の不調が原因で、回復には時間がかかることがあります。

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