オリックス・芦田丈飛投手、契約更改後の抱負を語る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
オリックス・バファローズの芦田丈飛投手が12月3日、大阪市此花区の選手寮で契約更改交渉を実施し、年俸が240万円から10万円増の250万円で契約することとなった

契約更改後の会見では、自身の今季のパフォーマンスについて率直な感想を述べた

今季の成績と課題

芦田投手は、「前半戦は自分の中ですごくよかったけれど、後半戦では思うようなピッチングができない試合が続いた」と話し、自身の課題を認識している様子を見せた

2023年の育成ドラフト4位で入団した彼は、今季ウエスタン・リーグで23試合に登板し、15試合が先発だった

成績は3勝4敗、防御率3.67という一定の成果を残している

他選手との競争

また、同じく右腕投手である横山楓選手や入山選手が支配下に昇格している中、芦田投手は自身の名前が呼ばれなかったことに対して、「僕はその時は先発だったので、他の先発が上がっていたらめちゃくちゃ悔しかった」と語った

普段から密にコミュニケーションをとっていた入山選手の昇格に対して「内心悔しい気持ちもあるけれど、うれしい気持ちもあった」とも話した

来季に向けた決意

来季に向けて勝負の3年目となる芦田投手は、オフには先輩左腕の田嶋大樹選手に声をかけてもらい、一緒にトレーニングを行うことが決まった

「具体的には一日6キロ走り、スタミナを強化したい」と意気込みを見せる

世代の壁を越えたトレーニングによって、来年は「先発でも中継ぎでも行けるように、1軍で1勝を目指して頑張りたい」と明言した

芦田丈飛投手の契約更改後のコメントは、自己評価がしっかりしていることを示しています。若手選手にとって、先輩からの指導を受けることは非常に貴重であり、今後の成長に期待が持てます。また、競争が激しい中での意気込みは、彼のプロとしての姿勢を物語っています。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:契約更改は、選手と球団が次季の契約条件を話し合い、決定する重要なプロセスです。
  • ウエスタンリーグとは?:ウエスタンリーグは、プロ野球の二軍チームが参戦するリーグで、選手の成長や調整の場となります。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が何回自責点を与えたかを示す指標で、数値が低いほど優れた投手とされます。
  • 育成ドラフトとは?:育成ドラフトは、プロ野球チームが育成契約を結ぶ選手を選ぶためのドラフトで、若手選手の発掘が目的です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。