日本ハム・古川裕大捕手、全ポジションで活躍を目指す新たな挑戦

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日本ハムファイターズの古川裕大捕手(26)は、2025年のシーズンに向けて新たな挑戦を始めている

古川選手は23日、千葉県鎌ケ谷の2軍本拠地でセカンドとしてノックを受け、キャッチャー以外のポジションでの勝負を志すことを明かした

多様なポジションへの挑戦

古川選手は、昨年の契約更改時にも「キャッチャー以外のポジションでも勝負したい」とチームに伝えており、その意志を具体的な行動に移している

今オフの自主トレでは、内野全ポジションに加え、外野のノックも受けるなど、必要とされるポジションでの活躍を目指している

5年目の覚悟

古川選手は、2019年のドラフトで3位指名を受けて上武大学から入団し、即戦力捕手としての期待を背負っていた

しかし、1年目は1軍出場ゼロ、2年目も36試合出場にとどまるなど、思うように成績を残せずにいた

昨シーズンはわずか1試合の出場に留まり、戦力外を覚悟する中でも契約更新を果たした

フレキシブルなプレースタイル

古川選手は「捕手にこだわる必要はない」とし、より多様な役割を果たして出場機会を増やす狙いを持つ

昨シーズンも2軍で遊撃や二塁、一塁を守り、さらには1軍でも外野を経験した

大学時代は遊撃や一塁を守ることもあったため、様々なポジションでの経験を活かす作戦だ

キャンプに向けた準備
今春のキャンプでは、捕手用ミット、内野用ミット、ファーストミット、外野用ミットを持参する計画で、打撃の向上にも力を入れている

古川選手は「去年の途中から逆方向を意識して打撃を行い、感覚も良くなった」と語り、オフシーズンもその取り組みを続けている

古川裕大選手は、全ポジションに挑戦することで、今季の出場機会を大いに増やす意気込みを見せている

古川選手の挑戦は、単に出場機会を求めるだけでなく、チームにとっても戦力としての活動の幅を広げるものです。様々なポジションでの経験を積むことで、自身の価値を高めようとする姿勢は、今後のチーム戦略にも良い影響を与えるでしょう。彼のがむしゃらな努力を見守っています。
キーワード解説

  • キャッチャーとは?
  • キャッチャーは、野球において投手の投じるボールを受ける選手で、試合の戦略にも深く関与する重要な役割を担っています。
  • ユーティリティプレイヤーとは?
  • ユーティリティプレイヤーは、複数のポジションを守ることができる選手を指し、特に故障や疲労時に重要な役割としてチームに貢献します。

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