巨人・山田龍聖、契約更改で現状維持の年俸950万円でサイン
東京・大手町にある巨人の球団事務所で、山田龍聖投手(25)が契約更改交渉を行った結果、現状維持の年俸950万円でサインしたことが明らかになった
山田選手は2022年のドラフトでJR東日本から2位指名を受けて入団したが、これまでの3年間で1軍登板はなし
昨季終了後に育成契約となり、今季は3月から「くふうハヤテ」というチームに派遣され、アピール活動を行っていた
6月には支配下契約に復帰したものの、1軍では2試合の登板に終わり、防御率は4.50という結果となった
山田選手は「すごく激しかったけど、僕にとっては良い一年」と振り返りながらも、「1軍では2登板しかできていないので、その悔しさはある」と来季への意気込みを示した
来季の目標としては「1軍で100イニング」を掲げ、「先発、もしくは中継ぎでのロングリリーフとしてイニングを稼ぐことが大事」と説明した
また、「肩をけがしてから付き合いながらやっていた」と過去の怪我について触れながらも、「その部分では今年良かったので、特に変えることなく引き続きやっていきたい」と今後のプランを述べた
山田選手の来季の成長に期待が寄せられる
山田選手の契約更改は、彼のこれまでのキャリアにおいて重要な節目となる。契約更改時に現状維持であるものの、過去の経験を生かした今後のプレーへの意気込みが感じられ、ファンとしても期待が高まる。不安定な1軍昇格後、来季の「100イニング」を目指す姿勢は明確であり、彼の成長を見守ることが楽しみである。
キーワード解説
- 契約更改とは?選手とチームが選手の年俸や契約条件を話し合い、合意すること。
- 年俸とは?選手がチームから支払われる報酬のこと。プロスポーツでの年俸は選手の実力や活躍に応じて変わることが多い。
- イニングとは?野球での試合の1つの区切りを表す言葉で、攻撃と守備がそれぞれ1回ずつ行われることを指す。
- 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えたかを示す指標で、低いほど優れた成績とされる。

