松本剛選手の人的補償リスト、日本ハムが選手移籍を検討中

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松本剛選手の人的補償リスト、日本ハムが検討中

日本ハムファイターズから読売ジャイアンツにFA移籍した松本剛外野手(帝京)の人的補償リストが、12月2日に日本ハムに届いた

同球団の関係者は人的補償と金銭補償の両方を検討していることを明かしている

人的補償とは、選手が他のチームに移籍した際、その選手の代わりに移籍元のチームが他の選手を受け取る制度である

移籍候補選手の予想

人的補償で移籍となる選手に関しては、投手の横川凱選手(大阪桐蔭)が有力視されている

横川投手は先発やロングリリーフとして一軍での試合に25回登板し、キャリアハイを記録したが、一軍での定着には至っていない

来季でプロ入り8年目を迎える横川投手の立場が危うくなる中、2軍で防御率1.67の好成績を誇るルーキーの宮原駿介投手(静岡学園)などに抜かれる可能性もある

日本ハムの投手陣の状況

日本ハムの投手陣は、上原健太投手(広陵-明治大)が27試合で防御率1.11と好調である一方、河野竜生投手(鳴門-JFE西日本)は防御率4.05、40歳の宮西尚生投手(市立尼崎-関西学院大)も防御率3.20と悩ましい数字を残している

中継ぎ左腕の世代交代が進まず、トレードによる補強が急務となっているが、横川投手がこの状況においても漏れることがあれば、日本ハムが獲得に動く可能性もある

中継ぎ補強候補選手
中継ぎの補強を最優先に考えるのであれば、菊地大稀選手(佐渡-桐蔭横浜大)や堀田賢慎選手(青森山田)も有力な候補となる

菊地選手は2023年に50試合に登板したが、今季は7試合に留まっている

一方で堀田選手は昨シーズン3勝を挙げたものの、今季は1勝にとどまっており、いずれも高い奪三振能力を持つが、実績に乏しいため、移籍が実現すれば新たな活躍が期待できる

野手の移籍候補について

移籍候補となる野手は限られている

外野手は層が厚く、巨人が求める補強は難しいだろう

捕手に関しても複数の若手が在籍しているため、移籍の可能性は低いと考えられる

内野手では石井一成選手(作新学院-早稲田大)が移籍の可能性を示唆されているが、巨人には若手の有望株が多いため、内野手の移籍は難しいかもしれない

最終的に人的補償がどのような形で決まるのか、また金銭補償になるのかは年内に結論が出る見込みである

日本ハムの決断が注目を浴びている

日本ハムの松本剛選手が巨人へ移籍後、人的補償としてどの選手が移籍するのかが注目されています。投手や野手の候補選手が挙がっている中で、補強ポイントやチーム状況からどのようになるのか、ファンの関心も高まっています。特に、横川選手などが人的補償として選ばれる可能性が浮上する中で、今後の動向が気になります。
キーワード解説

  • 人的補償とは?選手が他のチームに移籍する際、移籍元のチームが他の選手を受け取る制度のこと。
  • 防御率とは?投手が与えた不必要な得点(自責点)を元に、試合で何失点したかを示す指標である。
  • 中継ぎ投手とは?試合の中で先発投手を交代し、試合を締める役割を担う投手のこと。
  • ロングリリーフとは?通常よりも長いイニングを投げる中継ぎ投手の役割で、先発が早めに降板した際に登板することが多い。

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