福岡大大濠のダブル右腕、未来への誓いと進路を決める

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
昨夏の全国高校野球選手権福岡大会で準優勝を果たした福岡大大濠高校のダブルエースが、プロと大学それぞれの新しいステージでのスタートを切った

最速149キロという速球を武器に持つ柴田獅子投手は、北海道日本ハムファイターズから1位指名を受けて入団し、すでに新人合同自主トレーニングに参加している

一方、最速146キロを記録した二番手の平川絢翔投手は、東都大学野球リーグ2部の立正大学に進学し、4年後のプロ入りを目指してレベルアップを図る

ダブルエースの高い向上心

両選手は、お互いについて異なる見解を見せた

柴田は平川について「ライバルです

負けたくない相手です」と強調し、ライバル心をむき出しにしている

一方の平川は「ライバルというよりはチームメートとしか思っていないです」と冷静に答えた

二人は昨夏の大会開幕前、共に最速146キロを記録していたが、もともとスピードで先を行っていたのは平川だった

成長の過程

昨夏の福岡大会では、初戦で平川が無失点の好投を披露すると、柴田もその刺激を受けて次の試合で無安打無失点の好投を実現

お互いの健闘がより一層の成長を促している

平川は「中学まではいつも自分が一番だった」と述べ、柴田の存在が自身の成長へとつながったことを認めた

これに対し、柴田も平川の練習方法やトレーニングに感銘を受け、互いに刺激し合う関係が築かれている

新たな環境での挑戦

柴田はプロ入りを果たし、平川も新たな生活が始まる

平川が持つ最大の武器は、140キロを超える直球と切れ味のあるスライダー

彼は「チームの1部昇格に貢献できるようにする」と力強く宣言した

4年後のプロ入り接触を夢見て、彼の心には常に目標が存在する

先輩たちの成功を追いかけて
かつての先輩である山城航太郎は、法大を経てプロ入りを果たした経験を持ち、平川と柴田も同じ道を歩もうとしている

将来、彼らも先輩のようにプロの場で再会することができるのか、それとも新たな道を切り拓いていくのか

来るべき春からの活躍に全てがかかっている

最後に、二人は「今年の目標はどちらが先に150キロを出せるか」であると語り、距離があってもライバル意識を忘れずに進んでいく決意を示した

この爽やかな競争は、彼らの未来に明るい希望を与えている

福岡大大濠のダブルエースは、それぞれの道を歩みながらも常にライバルとして刺激し合っている姿が印象的です。柴田がプロ入りし、平川も大学で成長しようとしている背景には、互いに切磋琢磨した日々があったことが分かります。今後の二人の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • プロ野球とは?プロ野球は日本のトップレベルの野球リーグであり、多くの才能ある選手が集まり、競い合う場です。
  • 自主トレとは?自主トレは、選手が自分自身の判断で行う練習で、チームに所属していなくてもスキルを磨くための重要な時間です。
  • ドラフトとは?ドラフトは、プロスポーツチームが選手を獲得するために行う制度で、選手の選択権がチームに与えられます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。