彼は今年、育成選手として新たなスタートを切り、特別軍チーム「くふうハヤテ」に派遣されることで、その存在感をアピール
6月には支配下登録を勝ち取り、一軍での登板機会も得ることができた
今季、山田は一軍で2試合に登板し、防御率は4.50とまずまずの成績を残した
彼は「すごく激しかったですが、僕にとってはいい一年になった」と語り、特にくふうハヤテでの経験を振り返った
しかし、一軍での登板が2回だけだったことについては悔しさを隠せない様子で、「来年はしっかり投げられたらいいなと思います」と、来季への抱負を明言した
新たに掲げた来季の目標は「一軍で100イニング」とし、先発ローテーション入りを狙っている
さらには、ドラフト1位で入団した竹丸和幸(鷺宮製作所)や、今季初先発で初勝利を挙げた森田など、同じく左腕の投手たちとの厳しい先発枠争いが待ち受けている
山田は、「競争に負けたらもう『クビ』っていう世界なので、その競争には負けないようにやりたいなと思います」と強い覚悟を示し、新たなシーズンに向けての意気込みを語った
山田投手の奮闘は多くのファンにとって大きな期待となります。若手投手の中での競争は非常に厳しいものですが、彼が自身の目標に向かって着実に努力している姿勢は評価されるべきです。今後の成長と活躍に期待が高まります。
キーワード解説
- 契約更改とは? 契約更改とは、プロアスリートがシーズン終了後にチームとの契約内容を見直し、新しい条件で再契約を結ぶことを指します。
- 支配下登録とは? 支配下登録は、育成選手から正式な選手として登録されることを意味し、一軍でのプレーが可能となるための重要なステップです。
- 防御率とは? 防御率はピッチャーが何イニング投げたかに対して、何点の得点を許したかを示す指標で、数値が低いほど好成績を示します。
- 先発ローテーションとは? 先発ローテーションは、特定の試合に先発する投手の順番を決めることで、チーム全体の戦略や運用計画の基盤となるものです。

