巨人・丸佳浩選手、来季のトリプル達成に意欲を示す

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巨人の外野手、丸佳浩選手(36)は3日、2025年シーズンに向けての契約更改を行い、来季中に通算2000安打(残り71本)、同300本塁打(残り11本)、同1000打点(残り56点)という「トリプル達成」に挑戦する意欲を示した

契約更改では、前年から1億2000万円ダウンの推定2億円でサイン

さらに、丸選手は新たに2年契約を結び、巨人では史上初の同一年での「2000-300-1000」達成を目指している

「一日でも早く達成したい」と語る丸選手は、通算2000安打に向けて残り71本という状況を意識している

「プロ入りの頃は達成は夢のような数字だったが、今は近づいていると実感している」と自身の成長を感じている

今季はオープン戦で右太ももを負傷し、出遅れを味わった結果、打率は2割6分7厘、6本塁打、26打点と低迷

出場試合数も90試合に留まり、レギュラー時代の11年以来、初めて100試合を下回った

「若い頃のように無理をしてはいけない」と反省を述べつつ、挑戦を続ける意欲を見せている

丸選手は練習に対して非常に真剣で、「こうしたらもっと良くなる」と常に新しい打ち方や考え方を取り入れ、失敗を恐れず自分の引き出しを増やしていく

オフには、通常の900グラムのバットに加え、1キロ超えの重いバットも試し、日々の練習に励んでいる

契約更改でのサインは、球団の信頼の証でもあり、丸選手は自らの目標をチームへの貢献につなげたいと語った

「選手としてスタメンで出続けたい

その先に優勝、日本一は当たり前」と言い切り、トリプル達成に向けての強い意志を見せている

記録 達成人数
通算2000安打 56人(巨人在籍時:9人)
同300本塁打 47人(巨人在籍時:13人)
同1000打点 49人(巨人在籍時:11人)
丸選手は、目標に向かって積極的に挑戦を続けながら、来季もチームを上昇気流に乗せる考えを持っている

丸選手が示したトリプル達成への意欲は、選手生命の集大成とも言える挑戦です。巨人では歴代の大選手も成し得なかった快挙を狙う姿勢が、ファンやチームメイトとの士気を高める効果もあるでしょう。彼の成功はチーム全体の成績にも大きく貢献することが期待されます。
キーワード解説

  • 通算2000安打とは?プロ野球において選手が打った安打の合計が2000本に達することを指します。
  • 300本塁打とは?選手がキャリアを通じて打った本塁打の合計が300本に達することを示します。
  • 1000打点とは?選手が出塁した際にチームメイトを得点に導くこと、その合計が1000点を超えることを指します。

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