日本ハム、新加入の島本浩也投手が入団会見で意気込みを語る

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北海道日本ハムファイターズは、阪神タイガースからトレード移籍で加入した島本浩也投手(32)の入団会見を3日、本拠地であるエスコンフィールドで実施した

島本は、新たに背番号40を背負い、年俸は4000万円で契約を交わした経験豊富なリリーフ左腕として注目を集めている

入団会見において、島本は「日本ハムは若くて力強い選手が多い組織です

来季の優勝に貢献できるよう、開幕戦からシーズンの終わりまで、1軍でしっかりと投げ続けることが私の目標です」と、新天地での意気込みを語った

トレードの発表を受けたのは11月14日の朝で、「驚きはあった」と当時の心境を振り返った

また、同日午後には新庄剛志監督からインスタグラムでメッセージが届き、「一緒にできることを楽しみにしています

お待ちしています」との温かい言葉が送られ、再び驚かされたという

島本は、トレードが決定した後、19〜22年に阪神で同僚だった斎藤の電話を受けたが、「何を話しているか分からなかった」と苦笑しつつ、「とりあえず電話したが、ずっと“えー”と言っていました」と、その驚きを表現した

彼は、10年に育成ドラフト2位で阪神に入団し、その後14年に支配下選手として登録された

19年には自己最多の63試合に登板し、防御率1.67という素晴らしい成績を収めている

これまでの通算成績は204試合登板で、13勝、39ホールドの数字を残している

2020年には左肘の内側側副じん帯再建手術、いわゆるトミー・ジョン手術を受け、その影響で同年オフに育成契約となったが、2022年には再び支配下に復帰を果たした

会見に同席した木田優夫GM代行は、「彼は来年の優勝に向けて貴重な戦力となってくれるはずだ」と期待を寄せた

島本は、中継ぎ陣の補強において、一層の活躍が期待されている

今回の島本投手の加入は、日本ハムにとって非常に大きな意味を持つと思います。彼の経験と実績を活かし、中継ぎ陣の強化が期待されます。新庄監督との関係も良好のようですので、チームの士気向上にもつながるかもしれません。
キーワード解説

  • リリーフピッチャーとは?:試合の終盤などに登板し、ゲームを締める役割を持つ投手です。
  • トミー・ジョン手術とは?:野球選手などが受ける肘のけがを治す手術で、特に投手に多く行われます。
  • ホールドとは?:試合中に登板し、リードを保ちながら試合を続行させた投手に与えられる記録です。

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