元阪神ドラ1の馬場皐輔が横浜DeNAで再スタート、育成契約を締結

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馬場皐輔、横浜DeNAでの新たな挑戦を開始

元阪神タイガースのドラフト1位選手、馬場皐輔(30)が、今オフに読売ジャイアンツから戦力外通告を受け、横浜DeNAベイスターズと育成契約を結びました

彼は3日に横浜市内の球団事務所で行われた入団会見で、「どのような形であれ、やる気のスイッチが入った感じです」と満面の笑みを浮かべました

馬場は2017年のドラフト1位で仙台大学から阪神に入団し、2023年オフには現役ドラフトで巨人に移籍しました

彼の背番号は「115」に設定されましたが、支配下選手契約には特にこだわりはないと語りました

「自由契約になってからこうした機会をいただいたので、しっかりとチームのピースになり、すぐに戦力として貢献していきたい」とも述べました

巨人からの戦力外通告と新たな決意

馬場は、巨人から戦力外となった後の心境を振り返り、「現役を続けたいという気持ちが非常に強かったが、年齢やオファーが来るかどうかという不安があった」と語りました

横浜DeNAが彼に接触した際には、非常に嬉しかったと語りました

入団会見には木村洋太社長(43)も同席し、今後の期待を示しました

「もともと持っている力を発揮してほしい」とし、彼の復活に期待を寄せています

球団の方針と新監督の就任

横浜DeNAは今シーズン、リーグ優勝を目指しましたが、阪神に大差をつけられました

最終的には2位でしたが、三浦大輔監督(51)が責任を取り退任

新たに相川亮二・一軍ディフェンスチーフコーチ(49)が監督に就任し、巻き返しを図っています

また、ブルペン陣の強化が急務であり、馬場の獲得はその一環とされています

次なるステップ

今シーズン、横浜DeNAは主砲・牧秀悟(27)が怪我で離脱し、ブルペン陣も故障者が出るなど苦しいシーズンを送りました

救援防御率はリーグワーストとも言われる数値となっており、馬場にはその立て直しが期待されています

馬場皐輔選手の入団会見からは、彼の再起への強い意志が感じられます。プロ野球選手としてのキャリアは厳しいもので、特に31歳を迎える彼にとっては、今後の活躍が期待されます。横浜DeNAは彼に新たなチャンスを提供することで、チーム全体の活性化にもつながるでしょう。
キーワード解説

  • 戦力外通告とは?:選手がチームから契約を打ち切られることを指します。多くの場合、成績不振や年齢、故障などが理由となります。
  • 育成契約とは?:プロ野球において、選手が支配下選手としての契約を結ばずに育成される契約です。若手選手や復帰を目指す選手がこの形でチームに残ることがあります。
  • 中継ぎ投手とは?:試合中に先発投手の後に登板する投手のことを指します。ゲームの流れを変える役割があり、特に接戦時に重要です。

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