この結果、阪神の選手としては外国人を除き、3億円を超える選手は4人目、球団レベルでは史上10人目となりました
また、中野は球団の二塁手としては初めて大台を突破したことになります
来季の目標と意欲
中野選手は、6年目を迎える来季の目標を「首位打者も視野に入れ、初の打率3割超え」と設定しました新たに背番号「7」をつける意気込みも見せており、これが球団初のリーグ連覇に貢献することを目指しています
また、中野選手は同日に契約を更改した及川雅貴投手(24)と共に、今後、NPB史上最多の17選手が年俸1億円を超える見込みです
成績向上の背景
中野は昨シーズン、打撃不振から脱却し、打率を5分上げてリーグ5位の2割8分2厘を記録しましたまた、三振数は5年目で最少の77に減少させ、犠打も自己最多の44を記録しました
これにより、彼は故障知らずで、シーズン全143試合に出場し、チームのリーグ優勝に大きく貢献しました
打撃改良の努力
昨オフから中野選手は打撃の改良に取り組み、フォーム改造やバットの変更などを試みました彼は「今年ダメだったらほんとにもう終わるなというくらいの気持ちでシーズンに臨んでいた」と語り、コンタクト率を上げるために振る意識を持たず、自然体でバットを振ることを意識したと述べています
新背番号7への期待
来期からは侍ジャパンでも着用した「7」を背負うことに中野は「ひと桁をつけてプレーしたい気持ちがあった
23年のWBCで世界一にもなった番号で、縁起が良い」と語り、来年3月に開催される第6回WBCに向けての準備を進めています
また、中野選手は個人目標について「打率3割という数字を目指して頑張っていきたい」と述べ、四球や送りバントを確実に決めることが重要であると強調しています
自身のプレースタイルを磨き、球団では14年のマット・マートン以来、日本選手では03年の今岡誠以来の首位打者獲得を目指しています
中野選手の成長と努力は、阪神タイガースにとって貴重な存在となっています。契約更改での年俸3億円は、彼の実力を反映したものであり、来シーズンにはさらなる期待がかかります。首位打者を目指す意気込みも素晴らしく、ファンにとっても応援したくなる存在です。
キーワード解説
- 年俸とは?:選手がその年に受け取る報酬のことを指します。契約更改を行うことで、選手は新たな給与が決まります。
- 首位打者とは?:シーズン中、最も高い打率を記録した選手のことを言います。打率は、安打数を打席数で割った数値で表されます。
- WBCとは?:World Baseball Classicの略で、野球の国際大会です。各国の代表チームが競い合います。
- コンタクト率とは?:打者がボールとバットを接触させた割合を示す指標です。高いほど、安打を打つ可能性が増えます。

