2025年度現役ドラフト、注目選手に焦点を当てる

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日本野球機構(NPB)は、2025年度の現役ドラフトを12月9日に開催することを発表した

このドラフト制度は、各球団が2人以上の選手を選出し、必ず他球団から1人以上を指名する形で進行される

これにより、移籍が活性化され、出場機会に恵まれない選手が新天地での活躍を期待できる仕組みとなっている

注目選手:山田龍聖

読売ジャイアンツからの注目選手として挙げられるのが、山田龍聖だ

彼は左投左打の投手で、身長183cm、体重82kg

2000年9月7日に生まれ、高岡商業からJR東日本を経て、2021年にドラフト2位で読売ジャイアンツに入団した

プロ入り以来4年間で通算2試合の登板記録しかなく、まだ一軍での実績は少ないが、二軍ではしっかりと結果を残しつつある

山田は、高岡商業時代に高校日本代表に選出されるほどの実力を持つサウスポーとして知られている

プロ入りから3年間は一軍登板なしという厳しい状況が続いたものの、昨シーズンには自由契約となり、育成選手として再契約を結んだ

今季は、開幕からくふうハヤテベンチャーズ静岡に派遣され、先発投手としての役割を果たし、結果を残した

その後、支配下契約を勝ち取るも、一軍ではわずか2試合の登板にとどまっている

ファームでは12試合に登板し、7試合を先発で投げて5勝3敗1セーブ、防御率2.60という優秀な成績を収めたが、依然として一軍での出番が少ない状況が続いている

巨人は今秋のドラフト会議で、即戦力投手として竹丸和幸(鷺宮製作所)、山城京平(亜細亜大)を上位指名する意向を示していることから、山田にとって現役ドラフトを通じた新たなチャンスが伺える

今回の現役ドラフトにおいて、山田龍聖選手には大きな期待が寄せられています。彼の過去の経歴や現在の実績を考えると、他球団への移籍が新たなチャンスになるかもしれません。一軍での出場機会が限られている中で、成長を続ける彼の姿勢には賞賛を送りたいと思います。
キーワード解説

  • 現役ドラフトとは?現役ドラフトは、日本のプロ野球界において選手の移籍を促進する制度で、各球団が特定の選手を選出し、他球団がその中から1人以上を指名する仕組みです。
  • 育成選手とは?育成選手は、プロ野球の選手として契約はされているが、支配下選手ではなく、育成に特化した選手のことを指します。
  • サウスポーとは?サウスポーは、左利きの投手を指す言葉で、特に野球においては左手で投げる選手を指します。
  • 防御率とは?防御率は、投手の成績を示す指標で、9回(innings)あたりに許したエARN(earned run=自責点)の数を算出して表します。

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