多摩川ボーイズ、春季全国大会へ2年連続出場を決める

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◆第56回日本少年野球春季全国大会・東京都西支部予選 ▽決勝 多摩川ボーイズ7x-0町田ボーイズ=6回コールド=(11月23日・小野路GIONベースボールパーク)来年3月に開催される第56回春季全国大会を見据えた支部予選が各地で行われる中、多摩川ボーイズ(東京西)が見事に春季全国大会への出場を決めた

彼らは、支部予選の全4戦でコールド勝ちを収め、得点は32で失点はわずか1という圧倒的な強さを見せつけた

決勝戦では、左腕投手の渡邉が快投を披露

初回に味方のエラーで走者を許したものの、冷静に対応し、淡々と打者を打ち取っていった

5回2死からの初安打を許すも、最終的には6回を1安打で完封し、毎回6奪三振の素晴らしい内容だった

渡邉は「いつも野手に助けてもらっているので、今回は僕が助ける番だと思った」と、チームへの思いを語った

渡邉は入団当初、左肩の不安から選手生活に難しさを抱えていたが、無理をさせずに成長を促す長期的な育成計画のもとでコンディションを整え、得意の投球を取り戻した

攻撃陣でも、3回2死二塁から5番の堀之内が先制適時打を放ち、勢いに乗る

続く4回には、1死二、三塁の場面で井端が詰まりながらも左前に落とし、追加点を奪った

片岡保幸監督(42)は「絶対勝たなきゃいけないとプレッシャーをかけていた」と述べ、関主将は「うれしいけど、これは通過点に過ぎない

全国優勝を目指している」と、強い決意を見せた

今夏のG杯では3位の成績を収めており、彼らはボーイズの春夏全国制覇とジャイアンツカップの優勝、さらには3冠を目指して邁進している

学年 選手名
2年生 関蓮太郎、井端巧、藤森輝、他
1年生 佐々木豪、貝森龍斗、池田夏唯、他
多摩川ボーイズの春季全国大会への2年連続出場は、支部予選全試合でコールド勝ちを収めたことからも明らかに強さを出しています。特に左腕投手の渡邉選手の成長は注目に値します。彼のように、成長を見せる選手たちの活躍が全国大会への期待を更に高めています。
キーワード解説

  • コールド勝ちとは?野球において、あるチームが一定の差でリードした状態で試合が終了することを指します。通常は7回または5回で規定を満たす場合があります。
  • 左腕とは?左手で投球するピッチャーを指します。一般的に右利きの選手が多いため、左腕ピッチャーは対戦相手にとって独特の難しさをもたらします。

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