サンフランシスコ・ジャイアンツ、菅野智之投手の獲得を検討か

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 ボルチモア・オリオールズに所属する36歳の菅野智之投手が、このオフシーズンにフリーエージェント(FA)になることが明らかになった

米メディア『アラウンド・ザ・フォグホーン』は、今井達也投手(埼玉西武ライオンズ)の獲得を目指していたサンフランシスコ・ジャイアンツが、競争から撤退したとの情報をもとに、菅野の獲得を提案している

 菅野は昨シーズン、読売ジャイアンツからオリオールズへ移籍し、メジャーリーグでの挑戦を開始した

彼は30試合に先発し、10勝10敗、防御率4.64、奪三振106という成績を残している

特に、アメリカン・リーグ(AL)東地区で最下位に沈むオリオールズの中で、彼のパフォーマンスは際立っていた

 しかし、オリオールズは菅野との再契約を望んでいないようで、FA市場に出ることが決まった

その背景には、ジャイアンツが今井を獲得するための投資が困難であるとする報道がある

『ジ・アスレチック』のアンドリュー・バガリー記者によれば、球団関係者は「複数の財政的事情により、今井を獲得するために必要な9桁の投資ができない」とし、他のトップ投手を狙うのではなく、より手頃な価格の選手に注目する方針を取っていると伝えている

 その中で、ジャイアンツは菅野を試してみる価値があるとの提言を受けている

報道では「FA市場でまともな先発投手を獲得しようと思えば、1000万〜1500万ドルは最低でも必要で、これは相当な出費だが現実である」とし、菅野の過去の成績に注目している

NPB(日本プロ野球)での通算防御率2.43という驚異の成績を持ち、昨季にオリオールズとの契約を結んだ彼は、成果を示している

菅野本人は2026年もメジャーリーグでプレーする意向を持っており、36歳ではあるものの、信頼できる投手として、ローテーションの4〜5番手としてイニングを稼ぐ期待が寄せられている

ネット上での報道によれば、サンフランシスコ・ジャイアンツが菅野智之選手に注目しているという点が興味深い。菅野がオリオールズでまずまずの成績を残したことにより、チームのニーズに合った選手と考えられている。しかし、今後の動きには注意が必要だ。
キーワード解説

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