楽天、山田遥楓内野手と松井友飛投手の現役引退を発表
楽天イーグルスは4日、山田遥楓内野手（29歳）と松井友飛投手（26歳）が今季をもって現役を引退し、来季からアカデミーコーチに就任することを発表しましたこの発表は、両選手が10月末に戦力外通告を受けていたことと関係しています
山田遥楓選手の経歴
山田選手は2014年にドラフト5位で埼玉西武ライオンズに入団し、その後北海道日本ハムファイターズを経て実績を積みました2024年には育成契約を結び楽天に在籍し、同年3月に支配下登録を受けましたが、今季の一軍出場はありませんでした
プロとしての通算成績は252試合出場、打率1割9分6厘、31打点、1本塁打を記録しています
引退に際して、山田選手は「楽天イーグルスでの2年間、本当に温かいご声援をありがとうございました
東北の皆さん、イーグルスファンの皆さんには感謝しかありません
この感謝をお返しできる機会をいただけたことが、僕は心から嬉しいです
11年間プロ野球界でプレーができたので、ここで学んだことを子どもたちに伝えていきたいです」とコメントを残しました
松井友飛投手の経歴
松井選手は2021年のドラフト5位で入団し、今季は開幕一軍メンバーとしてロングリリーフの役割を担いました13試合に登板し、1勝3敗、1ホールド、防御率6.00という成績を残しています
現役引退を決意した松井選手は、「このたび現役生活に区切りをつけることを決断し、アカデミーコーチに就任することになりました
選手としての4年間は苦しい時期が多く、思うようにいかないことばかりでしたが、初勝利のヒーローインタビューの景色は今でも忘れられません
これからは次世代の選手たちに野球の魅力を伝えていけるように、精一杯頑張ります」と語りました
楽天イーグルスが発表した山田遥楓と松井友飛の現役引退は、プロ野球界において共に成長し続けた選手たちの新たな旅立ちを示しています。彼らが次世代に伝える野球の魅力は、将来のスター選手たちを育成することに寄与するでしょう。
キーワード解説
- アカデミーコーチとは？プロ野球選手のキャリアを引退した後、若い選手に技術や精神面での指導を行う職業のことです。
- 支配下登録とは？プロ野球チームが選手との契約を結び、その選手が一軍でプレーできるようになる制度のことです。
- ロングリリーフとは？試合中に先発投手が早々に降板した場合に、長いイニングを投げる役割を担う投手のことです。
