オリックス・岩崎翔、契約更改で評価を受け新シーズンへの意気込みを語る

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オリックス・岩崎翔投手が4日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉を行い、3700万円増の年俸6500万円でサインをしました

この金額は推定値であり、移籍初年度の年俸変動制に伴うものです

岩崎投手は5月に金銭トレードでオリックスに加わりましたが、今季の成績は非常に素晴らしいものでした

今季、岩崎投手は37試合に登板し、4勝1敗、16ホールド、防御率は2.12という好成績を残しました

特に8月7日の楽天戦では、自己最速の160キロを記録し、ブルペンのキープレイヤーとしての存在感を示しました

ロングリリーフや抑えといった多様な役割をこなし、経験と技術を生かしてチームに貢献しました

岩崎投手はトミー・ジョン手術を受けた後、長い間成績が振るわずに過ごしてきましたが、契約更改に際し、「しっかり評価していただいた

手術後のダウンから近い金額まで戻せたのはすごくうれしい」と充実感を漂わせました

彼は「翔がきてくれなかったら…」という言葉に嬉しさを見せ、さらなる成長を誓いました

来年1月には、中日時代の先輩・涌井、また後輩・松山と合同自主トレを行う予定です

「トレーニングに関しての考え方は似ている

年下からでも得られるものがあると思う」と松山に期待を寄せ、涌井からも学びたいとの意気込みを見せました

今季で36歳を迎えた岩崎投手は、チーム内では平野投手に次ぐ年長者として、後輩選手たちの成長を支援する役割も果たしています

来季はオリックスの一員として開幕から迎える最初のシーズンに向け、「50試合以上は最低でも投げたい

この年齢でも常に上を目指していくことが勝負」と力強く語り、さらなる飛躍を誓いました

オリックス・岩崎翔投手の契約更改は、彼のキャリアの復活を感じさせるものでした。彼が手術からの回復を経て、チームにとって非常に重要な存在となっていることが確認できる結果でした。今後、彼がどのような成長を遂げるのか、大いに期待されます。
キーワード解説

  • トレーディング:選手の移籍を指す言葉で、金銭トレードにより選手が異なるチームに移動することを意味します。
  • トミー・ジョン手術:肘の靭帯を修復する手術の名称で、主に野球選手が受けることが多いです。リハビリには時間がかかりますが、成功すれば復帰後も活躍できる可能性があります。
  • ホールド:リリーフ投手の成績を示す指標で、試合を救い、勝利の結果につながる投球を行った回数を示すものです。
  • ブルペン:試合中に待機する投手のエリアを指し、ここで投手たちは試合の準備を行います。

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