DeNA・徳山壮磨投手が現役引退を発表、球団職員として新たなスタートへ

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DeNA・徳山壮磨投手、現役引退を発表

新たな道へ進む決断

プロ野球の横浜DeNAベイスターズに所属する徳山壮磨投手が、2025年12月4日に自身のSNSを通じて現役引退を発表しました

ドラフト2位で早稲田大学から加入した徳山投手は、プロ入り3年目の昨季に1軍デビューを果たしましたが、その後のキャリアは波乱に満ちたものでした

若手有望株の足跡

徳山投手は2021年のドラフトでDeNAに指名され、期待される若手投手として注目を集めました

1軍登板を果たした昨季には、29試合に出場しましたが、7月に起こった椎間板ヘルニア(頸椎または腰椎の椎間板に生じる病的変化)により、シーズン後半は思うような成績を残すことができませんでした

椎間板ヘルニアは神経を圧迫することで強い痛みやしびれを引き起こし、そのため手術を余儀なくされました

プロたる厳しさ

今季はファームでの活動を経て、36試合に登板するも、1軍での出場は叶いませんでした

9月末には、来季の契約を結ばない旨が発表され、徳山投手は引退の決断に至ったと語ります

彼は自身のインスタグラムで「この度、現役引退することに決めました」と発表し、プロ野球生活が短かったことに対する複雑な心境を明かしました

次のステージへ
徳山投手は、プロの世界での厳しさを痛感しつつも、貴重な経験を得たと振り返ります

「結果が全ての世界です

その環境が僕にとって貴重な経験を経験させてくれました」とし、今後はDeNAに球団職員として関わる意向を示しました

今後の彼の活躍に期待が寄せられています

徳山壮磨投手の引退は、多くのファンにとって驚きでしょう。彼の才能がもっと見たかったという声もある中、彼自身が語った厳しい現実を理解することも重要です。プロの世界は、結果が全てであるため、この引退は新たなステージへの一歩として、彼が進む道にも期待がかかります。
キーワード解説

  • 現役引退とは? 選手がプロのスポーツから退くことを指し、今後もその分野での活動は続けない場合が多い。
  • 椎間板ヘルニアとは? 脊椎の間にある椎間板が壊れ、神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす病気で、選手にとっては選手生命に関わる重大な問題である。
  • 球団職員とは? プロスポーツチームの一員として、選手ではなく運営やマネジメントに関わる業務を行う職員のことを指す。

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