今シーズンは、マイナーとメジャーを行き来する波乱のシーズンであったが、その中での経験はどうだったのかを探る
喜びも苦しみも…
小笠原は「いろいろ経験した1年でした」と短く振り返る彼は今年1月、中日からポスティングシステムを利用してナショナルズへ移籍
契約金は2年350万ドル（約5億3500万円）という高額なものであった
当初はキャンプイン直前に契約が決まり、キャンプ中はキッチンのないホテルに滞在するなど、新しい文化に戸惑いながらも自分の生活を楽しもうとした
しかし、マウンドでは結果が伴わなかった
春のオープン戦では、5度の先発で1勝3敗、防御率11.25という厳しい数字を残してしまった
マイナーで迎えた開幕
小笠原はマイナーリーグの3Aロチェスターで開幕を迎えたが、4月中旬に右脇腹を痛め、復帰は6月下旬までずれ込んでしまったどん底の状態であったが、彼は決して諦めることはなかった
そして、7月にはメジャー昇格を果たし、6日のレッドソックス戦での初先発を果たす
しかし、2回2/3で7安打4失点と苦しい結果に終わり、マイナー降格が告げられた
彼は「スプリングトレーニングから大した結果も出していない
それでも呼んでくれてすぐ使ってくれた
マイナー落ちもしましたが、いろんな手段を使って信じてくれていた」と、チームスタッフの信頼に感謝の意を示した
先発ではなくても、チームの求める役割を果たす意思を示した
小笠原慎之介投手のメジャーでの初年度は、マイナー契約への移行を伴う波乱の一年でした。多くの苦難を乗り越え、彼は新たな挑戦に向けて前向きな姿勢を貫きました。この経験が今後のキャリアにどのように影響するのか、非常に興味深いところです。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは？
- メジャー契約とは？
- マイナー契約とは？
- 防御率とは？
- 先発ローテーションとは？
