阪神タイガース選手が小学校をゲストティーチャーとして訪問、野球の魅力を伝える

阪神タイガース選手が小学校へゲストティーチャーとして訪問、野球の楽しさを届ける

読者の皆さんへ、地域のスポーツ振興は未来を育てる大切な取り組みです。阪神タイガースの選手が尼崎市の浦風小学校を訪問し、ゲストティーチャーとして野球の基本を子どもたちに伝えました。

日付は今月の3日、水曜日。尼崎市立浦風小学校の3年生から6年生まで約114名を対象に、ボールの投げ方、捕る技術、打つ動作といった基本練習を中心に進行しました。タイガースアカデミーの歳内宏明コーチ、角菜帆コーチも指導に参加しました。

選手・指導者	活動内容
伊原陵人選手	投げ方・捕球の基本、ボール操作のデモンストレーション
今朝丸裕喜選手	遠投の技術を披露、キャッチボールを通じた連携の重要性を解説
木下里都選手	打撃の基本と守備の動き、ボールの見つけ方を実演
工藤泰成選手	投げ方と走塁の実演、球際の対応を丁寧に指導
嶋村麟士朗選手	対戦型ゲームを通じたチームワークの体感
早川太貴選手	ボール操作と反応速度の練習、動きの基本を強調
川﨑俊哲選手	捕球と送球の連携、守備のコツをデモンストレーション
津田淳哉選手	ベースランニングの基本と塁間の走塁技術を実演
福島圭音選手	打撃動作の体の使い方とタイミングの説明
歳内宏明コーチ	指導のコツと野球の楽しさを解説、授業の総括を担当
角菜帆コーチ	授業補助と子どもたちの質問対応、学習のフォローを実施

授業の合間にはデモンストレーションも行われ、生徒たちはプロのプレーに大きな拍手を送りました。

授業終了後には、生徒の皆さんから選手へお礼として「六甲おろし」の歌のプレゼントがあり、記念撮影とハイタッチ会も実施。グラウンドは笑い声と歓声であふれました。

――ゲストティーチャーを経験して、いかがでしたか。

子どもが好きなのと、社会人時代から野球教室を多く経験してきたので自分自身も楽しめました。今日をきっかけに野球を好きになる子どもが増えると嬉しいです。

――子どもたちに覚えてもらいたいですか。

応援してくれるならそれは嬉しいですし、名前を覚えてもらえるように頑張って活躍したいと思います。

――遠投を披露された時は大歓声でした。

あの反応には驚きました。しっかり捕れるよう狙っていたので素直に嬉しかったです。

――今朝丸選手自身も楽しそうでした。

僕自身が楽しんでやっていたら子どもたちもついてきてくれると思いました。

――子どもたちに甲子園でプレーする姿を見せたいですか。

全力プレーで楽しみ、笑顔でプレーしている姿を見せられるのが一番です。もっと多くの人に自分を知ってもらえるよう、これからも努力します。

阪神タイガースはスクール派遣を通じて野球の普及と地域の教育支援を進めています。今後も学校と連携した授業を増やし、野球を通じた学びと楽しさを地域の子どもたちに届けていきます。

読者の皆さん、野球の経験を問わず、スポーツを通じて仲間と協力する大切さを学ぶ機会は身近にあります。今後も地域の取り組みに注目してください。