西武・中村剛也がプロ25年目契約更新「来年もやります」と意気込み

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埼玉西武ライオンズの中村剛也内野手(42)が12月4日、2025年シーズンの契約更改を行った

会見中、中村選手は会見室の天井を見上げながら「うーん」と思案し、時折視線を左右に動かす様子が見受けられた

「…忘れたっすね」と少し冗談めかして語る中村選手

この日は、球団フロントとの話し合いの内容を思い出すのに少し戸惑った様子を見せ、軽い笑いを誘った

しかし、彼は真剣に交渉に臨み、オフシーズンの取り組みについては「ヒミツですね」と語り、今後の目標について質問されると、「とりあえず来年はやります」と答えた

中村選手は、25年間のプロキャリアで通算481本塁打を記録する実力者

「牛骨バット」や「魚雷バット」といった新しい道具を使っているが、使いこなすには時間が必要だったようで、「興味本位で使いましたけど」とコメントしている

また、盟友の栗山巧外野手(42)が来季で引退を表明したことについては、「感じるところ? そんなにないですね

人は人なので」と冷静に語り、特別な感情は強く持っていない様子だ

中村選手は昨シーズンに比べ、代打での起用が増えており、パ・リーグの高速リリーフ陣との対戦も増えている

彼自身、シーズン当初は上手くいっていたが、年々厳しさが増していることを感じているようだ

会見では、報道陣から「ダイエット」と書かれた色紙を渡され、「うーん、うーん」と考え込んだ後、「字もちょっと細めに書いたよ」と回答

この細やかな配慮も彼の人柄を表すエピソードとなった

会見後、中村選手は炭谷銀仁朗捕手(38)の契約更改会見でも代理人役として再登場し、その後、一時の出発を果たした

老舗選手として新たなシーズンに向けた意気込みを見せる中村選手の姿が印象的だった

中村剛也選手の会見では、彼の人柄が表れた瞬間がいくつも見受けられた。身近な存在でありながら、プロとしての真剣な姿勢を持ち合わせている。25年目のシーズンに向けた彼の挑戦には、今後も注目したいと思った。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:プロスポーツ選手がチームと新たな契約を結ぶ手続きで、選手の年俸や契約条件が話し合われることを示します。
  • 本塁打とは?:野球において、打った球がフェンスを越えて安打となることで、打者が一度の打撃で得点することを指します。
  • 代打とは?:試合中に既に出ている選手に代わって打席に立つ選手のことを指し、主にパフォーマンスを改善するために使われます。

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