ヤクルト・山田哲人のコンバート案が浮上、再建期を迎えるチームに新たな動き

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東京ヤクルトスワローズは、2025年シーズンに5年ぶりの最下位に沈んだ

新たに池山隆寛監督が就任した今、チームは再建に向けた取り組みを始めている

特に注目されているのが、三塁を守る不動の4番バッター、村上宗隆のメジャー挑戦に伴う内野の人事配置だ

池山監督は、「内野の全ポジションでレギュラーが白紙である」と発言し、未来の編成に不透明感を抱かせている

さらに、トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁を同時に達成すること)を3度も獲得した実績を持つ二塁手、山田哲人にも浮上したのがコンバート案である

2022年以降、打率は2割5分を上回ることなく、本塁打も減少している

今年の成績は108試合出場で打率.231、12本塁打、37打点と振るわない

これには慢性的なコンディション不良が関係しており、特に膝の状態が影響を及ぼしている

近年、実績が落ち込む中で、池山監督は山田を一塁あるいは三塁で起用する可能性を示唆している

野球解説者は、「内野ポジションは足腰に大きな負担がかかり、特に二塁手はその影響が顕著だ

現在の状態で山田が二塁を守るのは難しいため、コンバートは有力な選択肢だ」と述べている

一方、二塁から三塁へのコンバートは多くの成功例が報告されていないため、注意が必要な状況である

例えば、元ヤクルトで遊撃手を務めた宮本慎也や巨人の坂本勇人のように、遊撃手から三塁にうまくコンバートしたケースもある

しかし、浅村栄斗や外崎修汰のように、二塁から三塁に変わることで安定感を欠く選手も多い

そのため、山田が一塁にコンバートする選択肢が最も自然であるとの意見が強い

今後の山田の役割が注目される

ヤクルト・山田選手の状況は、非常に興味深いものです。彼のコンバート案は、過去の成功例と同様に、今後のヤクルトの戦力に大きく関わる可能性があります。どのポジションで活躍するかが、チーム全体のパフォーマンスにも影響を与えるため、注目されます。
キーワード解説

  • トリプルスリーとは?:打率3割、30本塁打、30盗塁を同時に達成することを指し、非常に難易度が高い目標とされています。
  • コンバートとは?:選手が別のポジションでプレーすることを意味し、通常は負担の少ないポジションに移る場合に用いられます。
  • 膝のコンディションとは?:膝の健康状態を指し、スポーツ選手にとってはプレーの質に大きな影響を与える重要な要素です。

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