来季はプロ入り10年目を迎え、床田選手は自身のキャリアに対する意欲を新たに改めて語り、「10年(プレーする)
1億超える
FAを取る」という目標を掲げています
この中で、FA権、つまりフリーエージェント権は、選手が契約満了後に他球団と自由に契約することができる権利であり、今後の契約交渉に大きな影響を与えるものです
床田選手は、シーズン終了後も「子供が生まれてから、長くやりたいと思うようになった」と語り、10年目を通過点として、さらなる5年、10年のプレーを目指す意気込みを見せています
今季も先発ローテーションの中心として活躍し、自己最多の26試合に登板
また、リーグトップの6完投を達成し、投球回では同3位となる171回1/3を記録しています
しかし、シーズン終盤では勝利が伸びず、最終成績は9勝12敗、防御率は3.15に終わりました
この結果に対して床田選手は、チーム全体の勝利数を「貯金」として意識し、「貯金をすればするほど、チームの順位も良くなる」と語ります
さらに、打撃においてはキャリアハイの57打席に立ち、14本の安打を放ちました
特に、9月9日の巨人戦では、立ち上がりに6失点した後の2回にプロ初本塁打を達成しましたが、「全然うれしくないところでのホームラン」と謙遜し、今後は「うれしいホームランを打ちたい」と語ります
来季の目標として、「65打席、貯金5、180イニング」を設定し、最後のシーズンでの存在感を示す意向を示しています
広島の床田選手は契約更改において、新たな目標を掲げ、さらなる意欲を見せています。彼が奮闘する姿は、チームメイトやファンにとって鼓舞となるでしょう。また、今季の結果を受けての自己反省もしっかりと行っており、向上心に満ちています。来季、さらに活躍を期待したい選手です。
キーワード解説
- FA権とは?選手が契約満了後に他の球団と自由に契約できる権利のことを指します。これにより選手は契約条件を満たした際により良い条件を求めることができます。
- 投球回とは?ピッチャーがボールを投げた回数のことで、イニング数と同義の部分もありますが、特にピッチャーに求められるスタミナや持久力を示す指標となります。
- 貯金とは?チーム内での勝利数と敗北数の差を指し、勝ち越している場合にはプラス、負け越している場合にはマイナス扱いとなります。貯金が多ければチームの順位も上がる傾向があります。

