プロ野球・来季に向けた先発陣の整備が急がれる

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プロ野球における来季の巻き返しに向け、特に重要なのが先発投手陣の整備である

今季、チームキャプテンの阿部監督が「開幕で投げてほしいという希望はあります」と語った通り、ピッチャーの確保が急務だ

特に、今季キャリアハイの11勝を挙げた山崎投手は、来季のローテーションの柱として期待されている

また、昨年度までに3年連続で12勝を挙げた戸郷投手も復活が待たれている

とはいえ、先発投手陣の現状は厳しい

先発の平均投球回数は5.4回で、QSP(クオリティースタート=6回以上投げて自責点3以内)率は46.2%でともにリーグワーストという状況だ

改革に向けた動き

こうした中、球団は先発不足の課題解消へ向けて積極的な整備を進めている

ドラフト1位で左腕の竹丸(鷺宮製作所)を指名し、このほかにも日本ハムから左腕の北浦を獲得した

さらに、昨シーズンまでレイズでプレーしていたウィットリーの調査も進めており、ソフトバンクから自由契約となった有原選手の動向も注視している

新たな競争の始まり

右腕の田中将投手、赤星選手、そして西舘選手が争う中、左腕では森田選手や横川選手など、多くの選手たちがしのぎを削っている

昨季ブレイクを果たした井上選手も、今季4勝に終わったが、自身の実力で先発枠をつかむために奮闘する姿が見られる

ハイレベルな競争が生まれることで、チーム全体のレベルが向上し、頂点への道が開かれることが期待される

今回の報道からは、先発陣の整備が来季の成否を左右することが明らかです。新たに獲得された選手たちがどのような成果を上げるか、ファンにとっては非常に楽しみなシーズンが待っていると言えます。
キーワード解説

  • キャリアハイとは?:選手が過去の成績の中で最も良い成績を出した時のことを指します。
  • クオリティースタート(QS)とは?:投手が試合で6回以上を投げ、かつ自責点が3点以内であることを指します。これができると、試合を比較的有利に進めることができます。

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