カブス、今井達也投手獲得に積極的な姿勢を示す

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西武からポスティング申請を行い、メジャーリーグベースボール(MLB)入りを目指している今井達也投手に関して、シカゴ・カブスが最も積極的に動いていることが判明した

米国の情報サイト「トレードルーマーズ」によれば、カブスは今井に対して「強力なプレーヤー」と位置づけ、他の球団に比べて先行しているという

カブスは、先発ローテーションの強化を最優先課題としており、現状では今永昇太投手がクオリファイングオファーを受け入れ残留する見込みであるが、それでもなお「プレーオフ競争に参加できる先発投手」の追加を望んでいる

カブスの現状と今井の役割

現在のカブスの先発ローテーションは、今永をはじめホートン、ボイド、タイヨン、レイの5人で構成されている

さらに、先発投手のスティールは右肘の手術からのリハビリ中で、開幕には間に合わない見込みだ

この状況下で今井が加わることで、特にレイをブルペンで起用する選択肢も出てきて、投手陣がより厚くなると期待されている

対抗する球団にはフィラデルフィア・フィリーズとニューヨーク・ヤンキースが挙げられる

フィリーズは、サンチェスが台頭したものの、他の先発投手には不安要素が多く、今井を長期契約で獲得することで将来の柱を形成できる可能性がある

ヤンキースは、先発陣は整っているものの、今井を獲得できれば若手投手や有望株を放出して打線を強化することができる戦略が考えられている

今井の契約について

今井は6年総額1億5000万ドル(約234億円)の契約が見込まれており、ポスティング料を含めると約272億円を準備する必要があるとされている

この高額な契約は、今井の才能やポテンシャルを示しているとも言える

今井達也投手のMLB入りは、多くの球団が彼に注目していることから、非常に重要な話題である。特にカブスが示している積極的な姿勢は、今井の実力を証明しているとも言える。このような選手が日本からメジャーリーグに進出することは、今後の若手選手にも大きな刺激となるだろう。
キーワード解説

  • ポスティングとは?ポスティング制度は、日本のプロ野球選手が海外のリーグに移籍するための制度で、球団が選手を宣言し、他球団からの契約を得ることができる。
  • クオリファイングオファーとは?クオリファイングオファーは、MLBが定める制度で、選手がフリーエージェントになる際に所属チームから提示される1年契約のこと。
  • ブルペンとは?ブルペンは、試合中に次の登板準備を行う投手が待機する場所を指し、リリーフ投手たちがここで準備を整え、登板の機会を待つ。

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