オリックス・遠藤成内野手、育成契約を更新し次のシーズンに向けた意気込みを語る

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オリックス・バファローズに所属する育成内野手、遠藤成(24)は12月5日、大阪・舞洲の球団施設で契約を更改し、現状維持の500万円でサインしました(金額は推定)

彼は、「僕の中ではやり切ったシーズンだった

ただ、何か一つ足りないものがあると思う

そこを自分で考えながらこのオフやっていきたい」と語り、自己分析を行っています

遠藤選手は、2024年シーズンを阪神タイガースで締めくくり、その後オリックスに育成契約で入団しました

このシーズンはウエスタン・リーグで76試合に出場し、打率は.282(181打数で51安打)、本塁打は1本、18打点、加えて21盗塁を記録

この成績は、彼の打撃力の証明となっています

また、自己の課題として「守備力」を挙げており、1軍の内野の守備固めができる選手になることを目指しています

「打撃に関しては、ファームでは3割以上打たなければならない」とも述べており、チームにとって必要となる打撃力を意識しています

遠藤選手は、今シーズン唯一の育成選手として秋季キャンプに参加しました

球団からは「来年内野手が不足しているので、競争に入って1軍で活躍してほしい」と期待されており、同時に安達内野・守備走塁コーチからは「踏み出す一歩目の強さと、グラブを出すタイミング」について助言を受け、守備力向上に努めています

来年1月には、吉田正尚(レッドソックス)の合同自主トレに2年ぶりに参加予定です

「トレーニングからバッティングにつなげる意識、体の使い方がトップ選手なので、そこを学んでいきたい」と意気込む遠藤選手

春のキャンプから支配下に戻れるようにアピールを続け、1軍のチャンスを掴むために努力する姿勢を見せています

遠藤選手の今シーズンにかける意気込みは非常に素晴らしいものです。育成選手としての挑戦を続けながら、自らの課題をしっかりと認識している点が印象的です。来シーズンに向けて、彼がどのように成長していくのか、注目が集まります。
キーワード解説

  • 育成契約とは?主に選手の育成を目的とした契約で、選手が1軍に昇格するためのステップとなります。
  • ウエスタン・リーグとは?プロ野球の二軍リーグで、選手が試合を通じて成長するための舞台として機能しています。
  • 守備力とは?野球における守備を行う力のこと。守備力が高い選手は、ボールを正確に捕球し、素早く返球することが求められます。
  • 自主トレとは?選手がオフシーズンに自らのトレーニングを行うことで、体力や技術を向上させる訓練のことです。

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