西武・佐藤隼輔、契約更改で減額も来季に向けた意気込みを語る

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西武ライオンズの佐藤隼輔投手(25)は、12月5日に埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改に臨み、500万円減の3800万円で契約にサインしました

プロ4年目の今季は、20試合に登板し、0勝2敗、6ホールド、防御率は6.41と不本意な結果に終わりました

思うように成績が残せなかったシーズン

佐藤選手は、「途中からは投げるたびに打たれているところもあり、解決策が分からないままズルズルいってしまった」と振り返ります

彼のシーズンは、7月16日の日本ハム戦を最後に1軍から遠ざかる形となりました

このような成績の背景には、怪我や体調不良、さらには心理的要因もでていると考えられます

投手にとって成績は非常に重要ですが、時には精神的なプレッシャーが影響することもあります

競争が激化する左のリリーフ

チームでは今秋のドラフトで中大の左腕・岩城颯空を2位指名しました

これにより、左のリリーフ投手の競争はさらに激化することが予想されます

しかし、佐藤選手は「周りも当然気にしつつ、自分自身のパフォーマンスを出せれば通用すると思っています」と自信を見せました

査定方法の見直しに感謝

昨オフには、佐藤選手がチームに中継ぎ陣の査定方法の見直しを要望したところ、球団側はその内容をしっかりと評価し、対応してくれたようです

「見直しは形になったと思ります

他の投手が評価されているのは、私も納得しています

来年はその恩恵をしっかりと受けられるように頑張りたい」と意気込んでいます

今回の契約更改は、佐藤選手にとって厳しい決断だったと思われる。しかし、将来に向けた意気込みは感じられ、競争の中での成長が期待できる。若手投手の登場に対抗する意識は、チーム全体のレベルアップにも繋がるだろう。来季に期待がかかる選手の一人だ。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:選手がシーズン終了後に、次年度の給与を球団と交渉することを指します。
  • 防御率とは?:投手が相手に与えた得点の割合を示す指標で、数字が低いほど成績が良いとされます。
  • ホールドとは?:登板した投手が試合を有利に運び、チームが勝つことに貢献したことを示す成績の一つです。

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