阪神・桐敷拓馬、米大リーグ・カブスの今永から貴重なアドバイスを受ける

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 阪神の桐敷拓馬投手(26)が12月5日、大阪市内で開催された「ミズノブランドアンバサダーミーティング」に参加し、米大リーグ・カブスの今永昇太投手から貴重なアドバイスを受けた

このイベントは、ミズノが展開するスポーツブランドのアンバサダーが集まり、さまざまなテーマで意見交換を行うもの

 桐敷選手は、今永選手との会話を通じて、自身の投球についての新たな視点を得たと語った

特に、二つの直球系の変化球「ツーシーム」と「スライダー」、さらに「フォークボール」の投げ方に関する具体的なノウハウを学び、「短い時間だったが、多くのことを吸収できた」と振り返った

また、昨季は防御率1.79で最優秀中継ぎ投手に輝いた桐敷だが、今季は登板数と防御率がそれぞれ43試合、2.84と数字を落としたため、再び自分を立て直すためのヒントを探し求めていた

 今永選手は桐敷選手との交流を「すごくいい会話の時間だった」と振り返り、自らもNPB(日本プロ野球)の投手の動画を見るのが好きで、桐敷選手の投球フォームについても注目していると語った

今永選手は、変化球によるピッチングの幅を広げるために、他の投手の技術を学ぶことが重要だと考えている

 桐敷選手は、今後のシーズンにも引き続き今永選手の教えを活かしていく意向を示し、グラブに自らの名前の由来である「馬」のマークを入れることで、今永選手への感謝の気持ちを込めるとしている

来季の活躍が期待される桐敷選手は、「午(うま)年に必ず躍動する」と決意を新たにした

阪神の桐敷選手が今永選手から受けたアドバイスは、彼の今後の成績向上に大いに役立つだろう。特に、桐敷選手自身が直面している変化球に関する課題を今永選手が理解し、それに対してアドバイスを与えられたことは非常に意味がある。二人の会話は、プロ同士の交流の大切さを示している。
キーワード解説

  • ツーシームとは?二つの直球を持つ変化球で、打者に対して見えにくい角度で進む特徴があります。
  • スライダーとは?スライダーは横に曲がる変化球で、投球時に特定のグリップやリリースで回転をかけることで打者を惑わせます。
  • フォークボールとは?フォークボールは速球に近いスピードで投げられ、キャッチャーのミットに収まる直前で急激に落下する変化球です。

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