シーズン前からの目標であった「一軍での初登板」を達成し、9試合に登板
若手選手として多くの貴重な経験を得たという
自主トレと集中した訓練
早坂はシーズンオフの自主トレにおいて、体作りを重視特にウエイトトレーニングに取り組み、体重増加を目指した
石垣島での春季キャンプでは、自身の投球フォームの改善に注力し、「並進運動」と呼ばれる動作を重点的に練習した
並進運動とは、投球時に足元が安定し、スムーズにプロセスを進めるための練習方法である
一軍での登板経験
5月11日にプロ初昇格を果たし、同日の西武戦でプロ初登板を経験続く楽天戦では、148キロのストレートで三者凡退を記録し存在感を示した
しかし、早坂はすぐに一軍登録を抹消され、その後のファームでの取り組みを強化した
四球を減らし、ファーストストライクを取るプレーを意識することで、投球内容を改善していった
成績と今後の目標
ファームでの成績は防御率0.71と高評価を得ており、球数を抑えた投球が評価されている再昇格後は、ZOZOマリンスタジアムでの初登板も経験し、ファンの応援を受けながら投球を行った
早坂は、「真っ直ぐの強さを出していくことができたが、変化球のコントロールにはまだ課題がある」と反省の言葉を漏らした
怪我からの復帰と来季の展望
シーズン後半には腰の怪我に悩まされ、安静にすることが優先となったが、早坂は「体の状態を戻すことが重要」とし、来季に向けた体作りに努める意欲を見せたこれまでの経験を一軍のマウンドで活かし、さらなる成長を目指している
ロッテの早坂響選手の成長過程は、多くの若手選手にとって参考になるものでしょう。プロ初登板を果たし、良い成績を残している一方で、彼は自分の課題をしっかりと認識し、努力を続けています。特にウエイトトレーニングを通じて体作りに励む姿勢は、今後の活躍に大きく繋がるでしょう。
キーワード解説
- 一軍とは?プロ野球における一軍は、選手たちが実際に試合に出場する最上位のチームを指します。
- 防御率とは?投手が許した失点の数から計算される指標で、数値が低いほど優れた投手とされています。
- ウエイトトレーニングとは?筋肉を鍛えるために重りを使ったトレーニングのことを指し、スポーツ選手のパフォーマンス向上に役立ちます。
- 並進運動とは?投球の際に、足元の安定性を保ちながらスムーズに動くための特訓で、多くの投手が意識しています。

