ロッテ早坂響、プロ初登板を果たし成長の一年を振り返る

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 ロッテの若手投手、早坂響(はやさかひびき)は、2025シーズンを振り返り、自身の成長と今後の課題について語った

シーズン前からの目標であった「一軍での初登板」を達成し、9試合に登板

若手選手として多くの貴重な経験を得たという

自主トレと集中した訓練

 早坂はシーズンオフの自主トレにおいて、体作りを重視

特にウエイトトレーニングに取り組み、体重増加を目指した

石垣島での春季キャンプでは、自身の投球フォームの改善に注力し、「並進運動」と呼ばれる動作を重点的に練習した

並進運動とは、投球時に足元が安定し、スムーズにプロセスを進めるための練習方法である

一軍での登板経験

 5月11日にプロ初昇格を果たし、同日の西武戦でプロ初登板を経験

続く楽天戦では、148キロのストレートで三者凡退を記録し存在感を示した

しかし、早坂はすぐに一軍登録を抹消され、その後のファームでの取り組みを強化した

四球を減らし、ファーストストライクを取るプレーを意識することで、投球内容を改善していった

成績と今後の目標

 ファームでの成績は防御率0.71と高評価を得ており、球数を抑えた投球が評価されている

再昇格後は、ZOZOマリンスタジアムでの初登板も経験し、ファンの応援を受けながら投球を行った

早坂は、「真っ直ぐの強さを出していくことができたが、変化球のコントロールにはまだ課題がある」と反省の言葉を漏らした

怪我からの復帰と来季の展望
 シーズン後半には腰の怪我に悩まされ、安静にすることが優先となったが、早坂は「体の状態を戻すことが重要」とし、来季に向けた体作りに努める意欲を見せた

これまでの経験を一軍のマウンドで活かし、さらなる成長を目指している

ロッテの早坂響選手の成長過程は、多くの若手選手にとって参考になるものでしょう。プロ初登板を果たし、良い成績を残している一方で、彼は自分の課題をしっかりと認識し、努力を続けています。特にウエイトトレーニングを通じて体作りに励む姿勢は、今後の活躍に大きく繋がるでしょう。
キーワード解説

  • 一軍とは?プロ野球における一軍は、選手たちが実際に試合に出場する最上位のチームを指します。
  • 防御率とは?投手が許した失点の数から計算される指標で、数値が低いほど優れた投手とされています。
  • ウエイトトレーニングとは?筋肉を鍛えるために重りを使ったトレーニングのことを指し、スポーツ選手のパフォーマンス向上に役立ちます。
  • 並進運動とは?投球の際に、足元の安定性を保ちながらスムーズに動くための特訓で、多くの投手が意識しています。

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