第97回選抜高校野球大会の出場校が決定、健大高崎は連覇を目指す

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第97回選抜高校野球大会の出場32校が、2025年1月24日に大阪市内で行われた選考委員会にて発表された

前回大会で優勝を果たした健大高崎(群馬県)、昨秋の明治神宮大会を制した横浜(神奈川県)、そして秋の近畿王者となった東洋大姫路(兵庫県)などが名を連ね、注目を集めている

今回の選考では、戦力だけでなく特色も考慮された

特に、「21世紀枠」と呼ばれる形式では、横浜清陵(神奈川県)と壱岐(長崎県)の2校が選出された

この枠は、学校の教育活動や地域貢献などの観点から選ばれたもので、単なる成績だけでなく、幅広い視点からの評価が求められる

一方で、近畿地区では驚きの結果が出た

地元の大阪勢が1校も選ばれなかったのは、1927年(昭和2年)に開催された第4回大会以来、98年ぶりという歴史的な瞬間である

昨秋の近畿大会で、府内の強豪である履正社(大阪府)と大阪桐蔭(大阪府)が初戦で敗退したことが影響したとされる

組み合わせ抽選会は3月7日に予定されており、出場校はさらなる準備が求められる

特に昨年の王者健大高崎は、連覇への期待が高まっている

これからの大会に向けて、各校の戦力や戦術の構築が重要な鍵となるだろう

出場校リスト

地域 出場校名
北海道 東海大札幌
東北 聖光学院(福島)、青森山田、花巻東(岩手)
関東 横浜(神奈川)、健大高崎(群馬)、浦和実(埼玉)、千葉黎明、山梨学院
東京 二松学舎大付、早実
東海 大垣日大(岐阜)、常葉大菊川(静岡)、至学館(愛知)
北信越 敦賀気比(福井)、日本航空石川
近畿 東洋大姫路(兵庫)、智弁和歌山(和歌山)、天理(奈良)、市和歌山(和歌山)、滋賀学園、滋賀短大付
中国 広島商(広島)、米子松蔭(鳥取)
四国 明徳義塾(河内)、高松商(香川)
九州 沖縄尚学(沖縄)、エナジックスポーツ(沖縄)、西日本短大付(福岡)、柳ケ浦(大分)
21世紀枠 横浜清陵(神奈川)、壱岐(長崎)
今回の選抜高校野球大会の出場校選定では、特に近畿勢の不在が注目されます。大阪の強豪校が選ばれないという歴史的な出来事は、関西地区の高校野球における変化を暗示しているとも捉えられます。各校の実力や今後の戦績に注目が集まります。
キーワード解説

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