巨人・阿部監督、新人選手への厳しい条件を提示

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2025年12月6日、巨人の阿部慎之助監督(46)は、来春のキャンプに向けて期待される新人選手たちに対し、厳しい条件を提示しました

阿部監督は「合同自主トレが始まってみて、体の出来だったりをしっかり見てもらって判断する

確約は誰もしていない」とコメントし、新人が1軍スタートを果たすためには自己アピールが重要であることを強調しました

今シーズン入団する1位・竹丸(鷺宮製作所)、2位・田和(早大)、3位・山城(亜大)の3投手、外野手の4位・皆川(中大)、内野手の5位・小浜(沖縄電力)を含む6人中5人が大卒や社会人出身の即戦力選手です

昨シーズンと異なり、今年は新人たちが1軍でのキャンプをスタートさせるかどうかは、厳しい評価を経て決定される見込みです

阿部監督は就任直後の2年前には、新人選手5人を一度に1軍キャンプに招待することを決めましたが、今春のキャンプでは苦戦が続き、3位の荒巻一人だけがメンバー入りしました

来春の合同自主トレは1月中旬に始まる予定で、ここで新入生たちの体調やパフォーマンスが全体の評価に影響を与えるとみられています

この日は文京区の東京ドームホテルで開かれたOB会総会にも出席

阿部監督は壇上で「今年の反省はたくさんあり、しっかり反省しました

前だけを見て、阿部慎之助らしく信念を持ってシーズンを突き進みたい」と来季に向けた意気込みを述べ、14年ぶりの日本一奪回を目指す意向を示しました

総会には、王貞治氏(85)や張本勲氏(85)といった名球会のOB、現役のコーチ、球団幹部など67名が出席

懇親会において王氏は、「(6月に死去した終身名誉監督の)長嶋さんのためにも優勝を考えたい

応援してくださる皆さんが喜ぶ結果を出せるように、みんなで力を合わせて進みましょう」と強い決意を語りました

今シーズン、巨人の阿部監督は新人選手へのアプローチに厳しさを見せています。これは、新人選手たちにプロでの厳しさを理解させ、自己の成長を促すための重要な施策だと考えられます。特に大卒や社会人出身の即戦力選手が多く入団する中で、プロの厳しい世界でいかに成長できるかが今後の課題となります。
キーワード解説

  • 即戦力とは?即戦力とは、プロ野球において入団後すぐに活躍できる能力を持つ選手のことを指します。主に大学や社会人からの選手に期待されることが多いです。
  • キャンプとは?キャンプとは、プロ野球シーズン開始前に選手がトレーニングを行い、実戦形式の練習を重ねる期間を指します。ここで選手は状態を整えたり、チームの戦術を学んだりします。
  • 合同自主トレとは?合同自主トレとは、新人選手たちが集まり、各自の能力向上を目指すための自主的なトレーニングを行うことです。監督やスタッフが直接確認する機会ともなります。

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