阪神・前川右京選手、来季に向けた決意を新たにする

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阪神タイガースの前川右京外野手(22)が、兵庫県姫路市の山陽中学校で開催された「第4回はりま少年少女野球教室」に参加し、来シーズンに向けた意気込みを語りました

今季は一塁守備を経験し、その重要性を再認識した前川選手は、オフシーズンを利用してさらなるスキル向上に努めることを表明しました

前川選手は、プロ入り5年目を迎えるにあたり、「確実に背水の陣ですね

やらないと終わっていくだけ」と気持ちを表し、結果を出すための強い決意を示しました

今季の成績は、69試合で打率.246、48安打、1本塁打と振るわなかったため、「試合に出なければいけない」と切実な思いを語りました

彼はこの2ヶ月間、心と頭を整理し、「出たいだけでは今年みたいになる」と自己反省を行っています

しかし、今季の経験には収穫もあり、実際に一塁の守備を経験したことは大きな利点と考えています

「できて絶対損はない」と語り、必要な準備をして春季キャンプに臨む意気込みです

従来の外野に加え、一塁守備の練習にも取り組むことで、試合出場のチャンスを広げるつもりです

打線については、1番から5番までがしっかりしている一方で、6番以降は流動的であるとの見解を示し、「競争に入っていかないといけない」との意識を強調しました

「まず自分との勝負に勝たないと」と自己鍛錬を重視し、自らの成長に努める姿勢を見せています

また、今年のドラフトで加入した大型ルーキー、立石正広選手(22)に対しても刺激を受けており、「高校からプロに先に入らせてもらっている

大卒1年目に負けないように」と闘志をむき出しにしています

この日は、少年少女たちとの交流を通じて、野球の楽しさを再確認した前川選手

「危機感は常にある年々、やらないといけない」という思いを新たにし、来季こそ飛躍の年とするべく心を決めています

前川選手の苦悩と成長を見守る阪神ファンは多いでしょう。来季に向けた彼の覚悟は強いものであり、新加入の選手との競争は、チーム全体の活気につながる期待があります。また、育成にも力を入れ、少年たちとの交流を通じて、新たな野球人としての成長を目指している姿勢も印象的です。
キーワード解説

  • 背水の陣とは?:背水の陣とは、後に引けない状況を指す言葉で、全力で挑む覚悟を表します。
  • 外野手とは?:外野手は、野球において外野を守る選手のことです。内野手(内側)とは異なり、外側からの打球に対する守備を主に担当します。
  • 打率とは?:打率は、選手の打撃成績を示す数値で、安打数を打席数で割ったものです。打率が高いほど、選手が安打を打つ確率が高いことを意味します。

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